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メンズスーツの基本のき
歴史やディテール、着こなしを徹底解説

2023.01.30(最終更新:2023.09.20)

メンズスーツの基本のき<br>歴史やディテール、着こなしを徹底解説

ビジネスマンの印象はメンズスーツの着こなし方によって大きく変わります。ポイントを心得た着こなしで、印象をランクアップさせてはいかがでしょうか。この記事では、ビジネスシーンにおけるメンズスーツについて、パーツの名称やおすすめブランドなどを解説します。

目次
  1. スーツの雑学
    1. スーツの歴史
    2. 日本でスーツを着るようになった背景
    3. レディーススーツの歴史
  2. メンズスーツの基本構造・パーツの名称
    1. ラペル
    2. フラワーホール
    3. フロントボタン
    4. 胸ポケット
    5. 腰ポケット
    6. フロントカット
    7. アームホール
    8. カフ
    9. ベント
  3. スーツ選びのポイント
    1. 種類
    2. 色・柄
    3. サイズ
  4. スーツの着こなしのマナー
    1. フロントボタンはいちばん下を外す
    2. 座るときはボタンをすべて外す
    3. 幅のあるものをポケットに入れない
    4. 屋内ではフラップをポケットの内側に
    5. ジャケットには必ず長袖シャツを合わせる
    6. アウターはジャケットより着丈の長いものを
  5. おすすめのメンズスーツブランド
    1. 五大陸
    2. dunhill (ダンヒル)
    3. Giorgio Armani(ジョルジオ アルマーニ)
    4. BARNEYS NEW YORK(バーニーズ ニューヨーク)
    5. TAKEO KIKUCHHI(タケオキクチ)
  6. オーダースーツの魅力
  7. まとめ
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メンズスーツの着こなし方を知る前に、まずはスーツにまつわる雑学を。ここからは、メンズスーツの起源と日本における歴史、そして補足情報としてレディーススーツの歴史を紹介します。

スーツの起源は15~16世紀頃のヨーロッパで生まれたフロックコートにあるとされています。農民から軍人や貴族まで幅広い層が着用していたもので、ヨーロッパにおける「アウター」の雛形(ひながた)です。

フロックコートは基本的に屋外で着るものでしたが、19世紀半ばに屋内で着られるように改良されたラウンジジャケットが誕生しました。そして、ラウンジジャケットに共生地で仕立てたベストとスラックスを合わせたものがラウンジスーツと呼ばれるようになり、現在のスーツの原形となったのです。

それでも、20世紀初頭のスーツは現在の形とはかけ離れたものでした。当時のジャケットは、着丈が短く、肩や胸の幅が極端に広いデザインが主流で、ピンクやラベンダーなどの派手な色のものが一般的でした。しかし、第一次世界大戦を経て自然でスリムなシルエットが好まれるようになり、色もネイビーやグレーといったダークトーンへと変遷していったのです。

さらに時代は進み、アメリカにおける1920年代の経済成長や1960年代のアイビールックの流行を通じて、スーツはメンズファッションの花形とも言える地位を確立しました。そして、華やかな色彩をメンズファッションにも採り入れようと提言された「ピーコック革命」やデザイナーズブランドの台頭を受け、スーツスタイルは現代の多様性を備えるようになっていきました。

日本におけるスーツの起源は、幕末以降の軍服にあるとされています。洋装といえば当時はまだフロックコートが主流でしたが、明治時代の末期から大正時代の初期にかけて、徐々にスーツスタイルが普及していきました。スーツが普及しはじめた当初は、世界的に流行していた4つボタンや3つボタンのジャケットが日本でも一般的だったようです。しかし、大正時代の終わりに差し掛かるころには、西洋人との対格差を意識した2つボタンの着丈の短いジャケットが流行するなど、独自の路線をたどりはじめました。

当時のスーツは、一人ひとりの体格に合わせて仕立てるオーダーメイド製品しか存在しませんでした。しかし、戦後になるとオートメーション化が進み、既製品が大量生産されるようになります。この生産体制の変化が、日本におけるテーラー技術の衰退を招いたとも言われています。

ちなみに、レディーススーツが着られるようになったのは戦後以降で、当初は地味なデザインのものが一般的でした。しかし、ココ・シャネルがメンズスーツの素材や仕立て技術を応用し、スポーティーなスタイルのレディーススーツを打ち出しました。これを契機にレディーススーツへの大衆の関心が高まり、優雅で実用的なファッションとして進化しはじめたのです。

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メンズスーツをスマートに着こなすためには、基本的な構造を理解しておくことが大切。ジャケットのパーツの名称とそれぞれの特徴を見ていきましょう。

ラペルはジャケットの下側の襟で、そのデザインによってジャケットの印象は大きく変わります。代表的なラペルのデザインが、ノッチドラペルとピークドラペルです。ノッチドラペルは、上側の襟(カラー)とラペルの境目となるゴージラインをそのまま延長して襟先に達するデザイン。ピークドラペルでは襟先が上向きにとがっており、タキシードやダブルスーツなどに採用されることが多いデザインです。そのほかラペルの襟先を水平にカットしてカラーの襟先に丸みを持たせた、フィッシュマウスと呼ばれるデザインなどがあります。

フラワーホールとはラペルの上部に開いている穴のことで、立ち襟が主流だった時代の衣服に配されていた第1ボタンの穴の名残りと言われています。この穴に花を挿して使っていたことから、フラワーホールという名前が付けられました。現在では、華やかな席に参列した際など、小さな花束であるブートニエールやラペルピンをフラワーホールに飾ります。なお、既製品のなかにはフラワーホールがないものもあります。

ジャケットの前身頃を留めるフロントボタンの並び方には、縦1列のシングルブレステッドと縦2列のダブルブレステッドがあります。現在ではシングルがで、ボタンは2つか3つのものが一般的です。そして、3つボタンにはボタンが縦に3つ並んでいるタイプと、いちばん上のボタンがラペルの裏に隠れている「段返り」と呼ばれるタイプがあります。これらのうち、オーソドックスなスタイルは2つボタンか段返りの3つボタンです。

胸ポケットはジャケットの左胸部分にしつらえられたポケットです。典型的なデザインは、ポケットの入り口部分に長方形の口布を付けたウエルトポケットです。そのほか船底のように口布が傾いているナポリ仕立てのバルカポケットや、外付け型のパッチポケットといったデザインがあります。パッチポケットは、スポーティーなジャケットに見られるカジュアルな印象の強い仕立てです。

ジャケットの両側、腰の位置に付けられているのが腰ポケットです。最もオーソドックスなデザインが、ポケットにホコリなどの侵入を防ぐための覆いが付いているフラップポケットです。そのほか切り込み部分が斜めに傾いているスラントポケットや、外付け型のパッチポケット、パッチポケットとフラップポケットを組み合わせたパッチ&フラップポケットといった種類があります。なお、パッチ&フラップポケットは封筒のように見えることから、エンベロープポケットとも呼ばれています。

フロントカットとは、ジャケットの前身頃の裾の形状のことです。シングルジャケットでは滑らかに丸みを帯びたレギュラーカットが一般的ですが、ダブルジャケットでは角張ったスクエアカットが主に使われています。なお、レギュラーカットよりもさらに丸みを帯びたラウンドカットがシングルジャケットに採用される場合もあります。また、正礼装であるモーニングコートの前裾に使われているのが、大きく斜めに切り落としたデザインのカッタウェイです。

アームホールとは身頃と袖をつなぐために縫い合わされた部分のことで、腕まわりの動きやすさを大きく左右します。アームホールの下側、つまり脇に当たる部分をカマと言いますが、このカマが脇にぴったりと沿っていれば可動性に優れた快適な着心地となります。既製品の場合は誰にでも合うようにカマが深くとられていることが多いため、ちょうど良いサイズで着られることはあまりありません。腕まわりの可動性を重視するなら、丁寧に採寸したうえでアームホールを調整してくれるオーダースーツを利用するのがいいでしょう。

カフとはジャケットの袖口のことで、ボタンの付け方によって「開き見せ」「キッシングボタン」「本切羽(ほんせっぱ)」の3種類があります。開き見せは最もスタンダードなデザインで、ボタンやボタンホールが備わっていながら袖を開くことができない仕立てです。キッシングボタンも開き見せと同じように袖は開けませんが、開き見せよりも狭い間隔でボタンが取り付けられています。唯一ボタンをはずして袖を開くことができるのが本切羽で、オーダーメイドで指定すればこの形で仕立ててもらえます。

ベントとは、より動きやすくするために後ろ裾に入れられた切り込みのことです。真ん中に切り込みが入ったものをセンターベント、左右に2本の切り込みが入ったものをサイドベンツと言います。切り込みが入っていないデザインはノーベントと呼ばれ、主にフォーマルなスーツで採用される仕立てです。アメリカントラッドなスタイルでは、センターベントの切り込み上部がかぎ状に曲がっているフックベントが用いられます。

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ここからは、スーツ選びのポイントを「種類」「色・柄」「サイズ」という3つの観点から解説していきます。

スーツの種類は、フロントボタンの並びによってシングルスーツとダブルスーツに分かれます。シングルスーツが主流で、街中で見かけるのもほとんどがシングル。年齢を選ばず、どのシーンでも着用できるデザインです。一方、ダブルスーツは重厚感が漂うクラシカルなデザインで、ボタンの数は4つか6つがスタンダードです。体格のいい人には似合いやすいデザインですが、着こなしが難しい上級者向けのスーツです。

また、スーツはベストを組み合わせるかどうかでツーピースとスリーピースの2種類に分けることもできます。ジャケットとスラックスのセットアップを意味するツーピースは、スタンダードなスタイル。共生地で作られたジャケット、ベスト、スラックスを合わせるスリーピースは、フォーマルな印象の強いスーツスタイルです。スーツの歴史を考えてもスリーピースはより正統的な装いであり、貫禄や信用性を強調したい人にはおすすめのスタイルです。

なお、スーツは先述のラペルやベントのデザインによっても種類が分かれるため、ディテールにもこだわってスーツを選ぶといいでしょう。

ビジネスシーンにおけるスーツの定番カラーはネイビーとグレーです。ネイビーは濃淡によって印象が変わる色で、ネイビーの無地スーツは1着持っておくと便利に使いまわすことができます。ネイビーの無地というとリクルートスーツの根強いイメージがありますが、それだけ信頼感を与えるデザインだということです。

落ち着いた雰囲気を演出できるのがグレーのスーツで、ダークトーンのチャコールグレーならセミフォーマルウエアとしても活用できます。個性を出したい人は、ぬくもりを感じさせるブラウンなどのカラーを試してみるのもひとつの選択肢です。ちなみに、ブラックスーツはあくまでも冠婚葬祭用であり、海外ではブラックスーツがビジネスシーンで着られることはまずありません。

スーツの定番柄であるストライプには、チョークストライプやペンシルストライプ、ピンストライプ、オルタネートストライプなどの種類があります。チョークで引いたような太いにじんだ線が等間隔で並ぶチョークストライプは存在感が強く、鉛筆で引いたようなくっきりした線が並ぶペンシルストライプは定番のデザインです。小さな点が並んで線を構成するピンストライプは最も主張が控えめで、色違いの線が交互に並ぶオルタネートストライプは近くで見ると派手な印象があります。

スーツの色や柄は、相手にどのような印象を与えたいのか考えながら選ぶといいでしょう。

スーツをスマートに着こなすためには、自分の体に合わせてスーツのサイズを選ぶ必要があります。

「スーツは肩で着る」といわれるように、ジャケットの肩幅は重要なポイントです。自分の肩幅に1cm加えた長さを目安にジャケットの肩を仕立てましょう。また、ジャケットの袖を美しく見せるポイントは、腕を下ろしたときにシャツの袖が1.5cmほど袖の外に出ることです。ジャケットの袖がちょうど手首の位置にくるように仕立てれば、シャツの袖を適当な長さだけ見せることができるでしょう。着丈の基準は頭の先から地面までの長さの半分と言われていますが、ヒップの曲線がちょうど隠れる程度の長さにしておけば問題ありません。

スラックスのウエストは腰骨の位置に合わせ、腰まわりには指1本が入る程度の余裕を残しておくことが大切です。裾の仕上げ方は、折り返さないシングルか、折り返しを作るダブルのどちらか好きなほうが選べます。シングルにする場合は裾が靴に当たらないノーブレイクが、ダブルにする場合は裾が靴に当たって生地が少したるむワンブレイクが適切です。

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スーツ選びのポイントを押さえたところで、ここからは着こなしのマナーを6つ紹介していきます。

スーツのフロントボタンの数は種類によって異なりますが、ボタンの数にかかわらず、いちばん下のボタンは留めないのが基本のマナーです。いちばん下のボタンは飾りの役割を担っており、頑丈に付けられているわけではありません。動きにくくなるというデメリットもあるので、いちばん下のフロントボタンははずしておきましょう。なお、3つボタンは通常のタイプであれば上2つのボタンを留めますが、段返りタイプの場合は真ん中のボタンだけを留めることになります。

ちなみに、スリーピーススーツはシャツの上にベストを着用しているため、ジャケットのボタンは留めなくてもいいとされています。

通常時はいちばん下のボタンのみはずしておくのがスーツ着用のルールですが、座るときはすべてのボタンをはずすのがルールです。ボタンを留めたまま座ると生地にシワが入り、せっかくの美しいシルエットが崩れるので気を付けましょう。一般的な2つボタンのシングルスーツなら、留めるべきボタンは1つだけなので手間はかかりません。立ち上がるときにさりげなくボタンを留める習慣を身に付け、スマートに振る舞いましょう。

スラックスのヒップポケットやサイドポケットには、財布などの厚みのあるものを入れるのはNG。スーツのポケットにはマチがないため、無理に厚いものを入れると縁が破れる恐れがあります。また、ポケットにものを入れるとシルエットが崩れることもあるので、ビジネスシーンではなるべくポケットを使わず、バッグに入れて持ち運びましょう。

フラップには、屋外で雨やホコリがポケットの中に入らないようにするという役割があります。そのため、屋外ではフラップを外側に出し、屋内ではフラップを内側にしまうという使い分けが正しいマナー。中途半端にしまわれていたり、片側だけ出ていたりするのはだらしなく見えるので避けるようにしましょう。

クールビズの導入以来、半袖シャツ姿で仕事をするビジネスマンを多く見かけるようになりました。しかし、ジャケットをはおるときに合わせるシャツは長袖であることが鉄則。ジャケットの袖からシャツの袖が見えるようにするのがスーツ着こなしのポイントですが、半袖シャツでは袖が見えません。また、肌がジャケットの袖に直接触れるのも不快感を伴うでしょう。取引先との商談があるときなどは、たとえ暑くても長袖シャツとジャケットを用意していくのが大人の対応です。

寒い時期にはスーツの上からアウターをはおりたくなりますが、このときジャケットよりも着丈の短いアウターを選ぶのはご法度です。アウターからジャケットの裾がはみ出しているとバランスが悪く見え、はみ出している部分にシワがつきます。基本的に、スーツに合わせるアウターはロングコート一択です。ビジネスシーンで着用するなら、トレンチカラーコートかステンカラーコート、またはチェスターフィールドコートがおすすめです。

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メンズスーツを選ぶときは、代表的なブランドをいくつか知っておくと参考になるでしょう。ここでは、おすすめのメンズスーツブランドを5つ紹介します。

「五大陸」はオンワード樫山が1992年に設立した男性向けのファッションブランドです。英国、フランス、イタリア、アメリカという4つのファッション大国の特徴を日本の繊細さでまとめ上げた「日本発世界服」をコンセプトとして掲げ、ジャパニーズ・ジェントルマン・スタンダードを提案。世界中の産地から優れた素材を選りすぐり、卓越した仕立て技術と精緻(せいち)なパターンメイキングによって、時が経つほどに味わい深くなるスーツを提供しています。2017年には和装のような優美さをスーツに込める新ブランド「NOME GOTAIRIKU(ノーム ゴタイリク)」をスタートさせており、日本製スーツ再評価の立役者とも言える存在です。

「dunhill (ダンヒル)」は世界中の男性が憧れるトップブランドのひとつです。財布やバッグ、革靴など、男性向けのファッションアイテムを幅広く取り扱っていますが、特にスーツにはイギリスの老舗らしいトラディショナルな雰囲気が漂っています。シンプルなデザインでありながら重厚感のあるダンヒルのスーツは、大人の着こなしを目指すのであれば見逃せません。

「モード界の帝王」とも呼ばれる「Giorgio Armani(ジョルジオ アルマーニ)」はイタリア発祥の世界的なブランドです。1975年の設立以来、メンズファッションの世界に革新をもたらしつづけています。「Giorgio Armani(ジョルジオ アルマーニ)」のスーツの特徴は、シンプルでありながら優美なシルエットです。ダークカラーを基調としており、細部まで徹底的にこだわったスーツは気品に満ちています。最高級ブランドなので当然値は張りますが、一度は袖を通してみたいブランドだと言えるでしょう。

1923年、バーニー・プレスマンによってマンハッタンで設立されたのが「BARNEYS NEW YORK(バーニーズ ニューヨーク)」です。メンズやレディースのウエアだけではなく、テーブルウェアやステーショナリーなど、幅広いアイテムを取り扱っています。「バーニーズテイスト」にこだわって選んだアイテムのみを店頭に並べており、世界有数のスペシャリティストアとして名をはせているブランドです。ちなみに、前述の「Giorgio Armani(ジョルジオ アルマーニ)」をアメリカで初めて導入したことでも知られています。

「TAKEO KIKUCHHI(タケオキクチ)」はデザイナーの菊池武夫氏が1984年に設立したファッションブランドです。日本のモノづくり技術とブランドの歴史に支えられた高いクオリティーを基盤に、あらゆるライフシーンに対応できるスタイルを提案しています。メンズスーツでは独自のパターンオーダーシステム「Sculpture(スカルプチュア)」を展開しており、素材やパターン、仕立て、モデルにこだわったベストな一着をオーダーできます。

オーダーメイドのスーツには、既製品にはない数多くのメリットが備わっています。まず、自分の体に合わせて作るので快適な着心地を楽しむことができます。スーツの着心地はサイズ感に大きく左右されるため、細かく採寸したうえで仕立ててもらえるオーダースーツでは、既製品を微調整しただけのスーツとは比較にならない快適さが味わえるのです。また、体に合っているので生地に負担がかかりにくく、長持ちしやすいという点もオーダースーツのメリットのひとつです。

そして、既製品のスーツでは万人受けするように無難な生地やデザインを採用しているのが一般的ですが、オーダースーツなら自分好みの生地やデザインを選ぶことができます。ディテールまで自分のこだわりを詰め込めるので、完成したときの満足感はひとしおです。そして、プロのテーラーと相談しながら作るオーダースーツはTPOに合わせた仕上がりとなります。ビジネスシーンやフォーマルシーンなど、どの場面で使うスーツなのかをテーラーに伝えておけば、適切な仕立てをアドバイスしてくれるでしょう。

メンズスーツの構造を理解し、それぞれのパーツの役割を知ることは、スーツを正しく着こなすうえで重要なポイントです。スーツの選び方や基本的なマナーを押さえ、紳士的な着こなしを心がけましょう。

また、着心地が快適、長く着られるなど、オーダースーツにはさまざまな利点があります。パターンオーダーなら比較的安価にスーツを仕立てられるので、好みのブランドを見つけてオーダーしてはいかがでしょうか。

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