靴
ベルルッティ創業125周年!
パリ造幣局が特別に製造した
硬貨を挟んだペニーローファーを販売。
2020.11.05
「Berluti(ベルルッティ)」創業125周年を記念して、ブランドを代表するシューズ「アンディ」をモネ・ド・パリ(パリ造幣局)の協力を得てペニーローファーへと刷新。
フランスの高級紳士靴ブランド「ベルルッティ」は、イタリア出身のAlessandro Berluti(アレッサンドロ・ベルルッティ)が30歳のときにパリで創業したブランド。4世代にわたる職人たちの手によって進化と革新を続けてきた。
2005年、ブランドを代表するブリーフケース「トロワニュイ」と「ドゥジュール」を発表。2年後には「アンジュール」をリリースした。レザーグッズやアクセサリー、オブジェもラインアップに加わり、2011年にはプレタポルテのコレクションを発表。
2018年、ベルギー出身のデザイナーKris Van Assche(クリス・ヴァン・アッシュ)をクリエイティブディレクターに迎えて以来、ベルルッティの好奇心旺盛かつ大胆な精神をさらに一歩前進。彼の手がけるエネルギーあふれるコレクションやカラフルなパティーヌ染めのベネチアカーフレザーを使用したPierre Jeanneret(ピエール・ジャンヌレ)デザインのチャンディーガル家具などのコラボレーション作品は、先進的でありながらもブランドの伝統にしっかりと根ざしている。
ブランド創業125周年を記念して、ポップ・アートの巨匠Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)の名を冠したローファーで、スクエア・タン(四角形のベロ)が特徴の「アンディ」にスポットを当て、「ペニーローファー」を考案。
20世紀初頭にプレップスクールやカレッジの学生たちのあいだで人気のあった、アッパーのサドルストラップに公衆電話をかけるためのペニー硬貨を挟む半月型の切り込みを設けた 、オーセンティックな一足が誕生した。
ベルルッティの紋章を刻印し、足に当たらないよう少しカーブをつけた装飾用のペニー硬貨は、西暦864年の設立以来、硬貨とメダルの製造を担ってきたセーヌ川に臨むコンティ河岸に位置するモネ・ド・パリ(パリ造幣局)が特別に製造を行った。
限定版のペニーローファーは4色展開。すべて手作業によるパティーヌ染めで仕上げ、コーティングを行わないフルグレインのしなやかなベネチアレザーを使用。
「TDM インテンソ」カラーのローファーは、仕上げにスクリットレザーのモチーフや最新のロゴ、シグネチャー キャンバスプリントのベルルッティの紋章を融合したゴールドの硬貨を、「アイスブラウン」や「ディープロスコ」「ディープレッド」のパティーヌにはシルバーの硬貨を用いている。
また、125周年記念のロゴ入り特製インソールや新しい紋章を型押しした木製シューツリーが付属している。
掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
問/ベルルッティ・インフォメーション・デスク
https://www.berluti.com/ja-jp/homepage/
Text:AERA STYLE MAGAZINE