接待と手土産

「一坪茶園」の水出し日本茶
すべて実食! 自慢の手土産 #74

2021.11.04

写真・図版

作る人と飲む人の思いをつなぎ、日本茶の未来を創る

日本茶にはゆったりと急須で淹(い)れて優雅な時を過ごすという楽しみ方もあるが、もっと身近に感じてほしいと、シンプルさを追求した簡単な水出しティーバッグを推奨しているのが「一坪茶園」だ。お湯を沸かす必要がなく、水に入れるだけで、おいしいお茶を飲むことができる。

私はお茶好きで、湯を沸かしてお茶を入れるのを苦に思うことはないが、これを体験すると、確かに日本茶がグッと身近になった。手軽なだけでなく、水出しならではのまろやかさがあり、顔を近づけると茶葉のいい香りがした。

持ち運びに便利な透明ボトル付きのセットもあるが、お茶好きとしては飲み比べができる煎茶、ほうじ茶、玄米茶がセットになった「定番3種飲み比べセット(4860円税込み)」をお勧めしたい。

ティーバッグには、茶葉がたっぷりの7g。通常のティーバッグは、2.5gが平均だから、かなりぜいたくに味わえる。500㎖の水に入れて1時間から2時間、お好みの味になるまで待つだけだ。煎茶「空に高く」には、味も香りも一年で最も強くなる一番茶を使用。「お八ついらず」と名付けた玄米茶には、炊いてもおいしい米を丁寧に焙煎して使うなど、素材にも妥協なし。どのお茶も苦みや渋みが少なく、お湯で淹れるより甘みやうまみが強く感じられるほど。独特のトロミ感もいい。

次ページダブルワークで奔走しながら新しい日本茶を模索

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