小物

ベルトの種類と選び方やコーディネートのポイント・人気ブランドを解説。
フォーマルやビジネスなど着用シーンを考慮しよう

2022.09.16

ベルトの人気ブランド

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ここからは、デザインや使い勝手、耐久性に優れた高品質のベルトを提供する人気のブランドについて解説します。ブランドの歴史やこだわり、ベルトのラインアップに見られる傾向を知り、お気に入りの1本を探す際の参考にしてください。

J&M DAVIDSON(ジェイアンドエムデヴィッドソン)

レザー製品やバッグの人気ブランド、J&M DAVIDSON(ジェイアンドエムデヴィッドソン)。イギリス人のジョン・デヴィッドソンとフランス人のモニク・デヴィッドソン夫妻が1976年にデザイン活動をスタートし、その後1984年に設立したブランドです。日常にフィットするベーシックなデザイン、イギリスらしいモダンさ、ウィットに富んだディテールを併せ持ち、多くのファンを魅了しています。メンズベルトにはプレーンベルト、メッシュベルトなどのベーシックなものから、スタッズをあしらった細めのベルトやウエスタン調のバックルが目を引くベルトまでそろい、ユニークなラインアップが印象的です。

Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)

1960年にイギリスで創業されたWhitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)。イギリス軍用の革製品を納品するなど、確かな実績のある老舗レザーブランドです。その名前が広まったきっかけは、イギリスの高級百貨店ハロッズを訪れていた有名デザイナーのラルフ・ローレンが、ホワイトハウスコックスのアイテムを見て品質の高さに感動し、ベルトの製作を依頼したことと言われています。最近では財布やキーケースなどの革小物が特に人気ですが、実はベルトもハイクオリティー。耐久性やフィット感に優れたメッシュベルトをはじめ、職人が一本一本作り上げるレザーベルトは多くのファンに愛されています。

Anderson's(アンダーソンズ)

1966年にイタリアで創業された Anderson's(アンダーソンズ)。ベルト専門メーカーとして、英国のクラシックスタイルをベースにイタリアンモダンらしさが加味されたつややかで美しいベルトを数多く生産しています。なかでも極上のクロコダイルベルト、縫い目を内側に隠したチューブ製法のベルト、レザーや色鮮やかなストレッチ素材を編み込んだメッシュベルトなどは国際的な評価を得ています。熟練職人たちによって管理され、全て手仕事によって仕上げられるベルトは、大量生産とはちがうぬくもりのある風合い、生涯にわたって愛用できるクオリティーの高さから、革製品の愛好家や本物を好む大人の男性に支持されています。

Paul Stuart(ポール・スチュアート)

Paul Stuart(ポール・スチュアート)は、1938年にラルフ・オストロフがニューヨークのマンハッタンに開業した高級紳士服専門店を起点にするブランド。開業以来、クラシックアメリカンの神髄が生きる服飾品を提案しつづけ、「最大のブランド」ではなく「最高のブランドを目指す」という哲学を貫いています。「スタイルがあるということは流行を採り入れるということとは別物である」という信念から生み出される、モダンながらもトレンドに左右されないスタイルが特徴です。ベルトも例外ではなく、オン・オフのスタイルにエレガントさを加えてくれる洗練されたアイテムがそろいます。

Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)

1818年に創業し、アメリカで最も歴史ある衣料ブランドとして知られるBrooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)。No.1サックスーツ、ポロカラー(ボタンダウン)シャツなど数々の銘品を生み出し、見た目の美しさと耐久性を両立する品質の高さから、アメリカのセレブリティをはじめ多くの人に愛されてきました。創業以来200年以上にもわたり根強い人気を持つ同ブランドのベルトは、使う人のパーソナリティーを表現する幅広いラインアップが特徴。トラッドな天然皮革のドレスベルト、ストレッチの効いたカジュアルなメッシュルベルト、シルクのネクタイ地を使ったリボンベルト、希少なリザード(トカゲ革)素材のベルトなど、いずれもオリジナリティーにあふれています。

J. PRESS(Jプレス)

1902年にアメリカの町ニューヘイブンの洋服販売店として出発したJ.PRESS(Jプレス)。名門大学であるイエール大学のキャンパス内にオープンしたその店は、学生たちと密接な関係を築き、いつしかニューヨークのビジネスパーソンの信頼を勝ち取るまでに成長しました。世紀を超えてアメリカントラッドをリードしてきた同ブランドはコアなファンが多く、同時に百貨店にも出店するなど確かなクオリティーが広く認められています。J.プレス定番のベルトはさりげない高級感を醸し出すシボレザーやスムースレザーが特徴。色調もブラックやダークブラウンなど深みがあり上品です。コーディネートのしやすさ、コストパフォーマンスの高さも評価されています。

五大陸

ビジネスシーンからソーシャルなオフシーンまで着用できる“Gentleman's Wardrobe(ジェントルマンズワードローブ)”を提供する日本のブランド。紳士服の聖地であるイギリスの「サヴィル・ロウ」の伝統を基本に、フランスの華やぎ、イタリアの粋、アメリカの合理性など、各国の美点を採り入れ、日本の繊細さによって仕立てています。ブランド定番のベルトは、日本の皮革の産地である姫路のレザーを使用したメッシュベルト。経年変化が少なく永く愛用できるのが特徴で、さまざまなスタイルに合わせやすい点も汎用性の高いデザインも魅力です。いまの時代感と融合したモダンなブリティッシュスタイルがファッション感度の高いビジネスマンに支持されています。

Paul Smith (ポールスミス)

おしゃれなビジネスマン愛用のブランドとして日本でもおなじみの Paul Smith (ポールスミス)。「ひねりのあるクラシック」をコンセプトに掲げ、1970年にイギリスで誕生しました。イギリスの伝統的なデザインのなかに遊び心を加えたアイテムを展開しており、幅広い年代に人気です。メンズベルトは、ポール・スミスのアイコンである「アーティストストライプ」を細部に配したデザイン性の高いものから、シンプルでクラシカルな印象のものまでラインアップが豊富。デザイン性の高いものはジャケットスタイルやカジュアルスタイルで活躍し、クラシカルな印象のものはシーンを選ばず着用できるよさがあり、どちらのタイプも人気です。

agnès b.HOMME(アニエスベー オム)

agnès b.HOMME(アニエスベー オム)は、フランス発の世界的な人気ファッションブランド agnès b(アニエスベー)のメンズライン。1976年、パリに第1号店をオープンしたアニエスベーは、誰にでも似合い、長年着用できるタイムレスな洋服で一躍有名になりました。メンズラインのアニエスベー オムも着る人の個性を引き立てるシンプルでベーシックなデザインが特徴で、さまざまなファッションアイテムと自由に組み合わせて着まわせると好評。メンズベルトには遊び心が感じられ、マルチカラーのステッチを配したレザーベルト、ボーダー柄のスポーティなベルトなど、コーディネートのアクセントになりそうなアイテムがそろいます。

TOMORROWLAND (トゥモローランド)

TOMORROWLAND (トゥモローランド)は日本のブランドおよびセレクトショップ。1978年に会社を設立、1987年にメンズブランド「TOMORRLAND」を発表し、青山に1号店を開きました。以来、上質でエレガントな服飾品を提供しており、現在では男女問わず幅広い年代に支持されています。メンズベルトにおいては、イタリアのMAISON OCTOPUSSY(メゾンオクトパシー)や Anderson's(アンダーソンズ)など実績のあるファクトリーブランドに別注したベルトを多く取り扱っています。自社ブランドオリジナルのベルトもあり、こちらはカーフレザーベルトが定番。幅が細めのシンプルでシャープなデザインが好評です。

まとめ

スーツを着るオンの日からショートパンツをはくようなオフの日まで、男性にとって毎日の必須アイテムであるベルト。デザインと使いやすさを兼ね備えた上質なものを選べば、あらゆるシーンのコーディネートにおいて名脇役として活躍します。レディースに比べると小物やアクセサリーの選択肢が少ないメンズファッションだからこそ、ベルト1本にもこだわって選びたいもの。自分のライフスタイルや着こなしにフィットする1本を見つけて、毎日のスタイリングにさらに磨きをかけてください。

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