週末の過ごし方
俳優の小関裕太さんがナビゲーターに就任!
140年の軌跡を450点以上の作品でたどる、
イッタラの大規模巡回展覧会。
2022.09.02
フィンランドを代表するライフスタイルブランド「Iittala(イッタラ)」。創立140周年を記念し、日本で初の大規模巡回展「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」が、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて、2022年9月17日(土)から11月10日(木)まで開催される。その展覧会ナビゲーターに俳優の小関裕太さんが就任した。
イッタラは、1881年にフィンランド南部のイッタラ村に設立されたガラス工場からスタート。アルヴァ・アアルトやカイ・フランクらフィンランドデザインの発展をけん引した建築家やデザイナーとともに歩んできた。
本展はイッタラ創立140周年を記念し、フィンランド・デザイン・ミュージアムが2021年に開催した展覧会を再構成し、さらに日本展では、イッタラと日本の関係に焦点を当てた章を加えて展開する。
会場で貸し出しされる小関さんの音声ガイドでは、イッタラ140年の歴史をめぐる案内人としてイッタラの軌跡をたどる。就任にあたり、小関さんは「こうして“声”としてイッタラの展示に関われることをとてもうれしく思います。僕のイッタラとの出合いは2019年フィンランドにて。現地の生活に溶け込んでいるイッタラのガラスに目を奪われました。日本へ帰国後、現地で出会った方と再会したときにお土産としてイッタラのリサイクルエディションのグラスをいただいたのですが、そのときの喜びも非常によく覚えています。それから徐々にイッタラ製品は増えてゆき、花を生けるときも、水を飲むときも、ちょっとしたお菓子を広げるときにも……。いまや僕の生活に必要なものとなりました。イッタラの強いこだわりや豊かさ。そしてなにより美しさの秘密を、魅せられた者としてご来場のみなさまと一緒に探究していきたいです。この展示を通して140年の歴史に触れられることを楽しみにしております」とコメント。
イッタラの歩みを象徴する20世紀半ばのクラシックデザインのガラスを中心に、陶器や磁器、映像やインスタレーションを交えた約450点を通して、その技術と哲学、デザインの美学、さらにイッタラと日本の関わりにも迫る展覧会になっている。
なお会場では、1937年に発売された当時の特別な色「クリア1937」が本展覧会を記念して復刻され、イッタラを象徴するアアルト・ベースで登場。日本で人気の2サイズ(95㎜ / 120㎜)で限定販売される同商品には、本展を記念する“ALVAR AALTO IITTALA 140YEARS EXHIBITION JAPAN 2022-2024” の刻印が入る。
時代を超えていまなお多面的に輝き続けるイッタラの世界を、ぜひご堪能いただきたい。
イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急百貨店本店横)
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1階
会期:2022年9月17日(土)〜2022年11月10日(木)
開館時間:10:00〜18:00(毎週金・土曜日は21:00まで)
※最終入館はいずれも閉館30分前まで
※状況により、会期・開館時間などが変更となる可能性あり
休館日:2022年9月27日(火)
チケット料金や購入方法などは、本展特設ページへ。
掲載した商品はすべて税込み価格です。
Text:AERA STYLE MAGAZINE