カジュアルウェア
バナナ・リパブリックのビンテージ感満載のシャツジャケット。
ぱっと見ではわからない裏ワザ発見!
ファッショントレンドスナップ165
2022.11.25
![500_2 IMG_3330](http://p.potaufeu.asahi.com/f101-p/picture/27232308/97ee7f395503dc0a5542e08cc60d1b31.jpg)
20〜40代の方には新鮮で、80年代のアメカジ、渋カジを体験した方には懐かしく見えるこのジャケット。名前のとおり、見た目はシャツですが、アウターとして着られるように、生地は丈夫なポリエステル素材にし、薄く中綿を入れて保温力を高める工夫がプラスされています。
前身の左右の合わせは、ファスナーと首元に1個付いたボタンで行います。こうした合理的で機能優先的なところは、アメリカンブランドならでは。
![500_3 IMG_3362](http://p.potaufeu.asahi.com/25e3-p/picture/27232309/6e295072eebc0ca806432c4967a9c8be.jpg)
案外見落としがちなのが、この背中の柄の見え方。前側は胸ポケットなどデザイン要素がいくつか入っているため、この柄の美しさが伝わりにくいのですが、背中は一枚仕立てでアメカジ感満載。ビンテージテイストの深みのある色出しは、いいあんばいです。
昭和は、「男は背中で語る」と言われたりしていましたが、令和は、女性も男性も後ろ姿で勝負。ちなみに、このシャツジャケットは女性のなかにも愛用する人がいて、多様な着こなしが楽しめるようです。
![500_4 IMG_3392](http://p.potaufeu.asahi.com/3f7e-p/picture/27232310/fddebaa0a02404bb5a68f1df7eb1dd0a.jpg)
思い起こせば、80年代にこうしたネイティブアメリカン系のものがはやったときも、ユーミン(松任谷由実)などの女性アーティストが、こぞってこれに近いものを着ていましたね。
Photograph & Text:Yoichi Onishi
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