カジュアルウェア

バナナ・リパブリックのビンテージ感満載のシャツジャケット。
ぱっと見ではわからない裏ワザ発見!
ファッショントレンドスナップ165

2022.11.25

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アーカイブコレクションのジオメトリック シャツジャケット¥29,400/バナナ・リプブリック0120-77-1978 https://bananarepublic.gap.co.jp

20〜40代の方には新鮮で、80年代のアメカジ、渋カジを体験した方には懐かしく見えるこのジャケット。名前のとおり、見た目はシャツですが、アウターとして着られるように、生地は丈夫なポリエステル素材にし、薄く中綿を入れて保温力を高める工夫がプラスされています。

前身の左右の合わせは、ファスナーと首元に1個付いたボタンで行います。こうした合理的で機能優先的なところは、アメリカンブランドならでは。

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案外見落としがちなのが、この背中の柄の見え方。前側は胸ポケットなどデザイン要素がいくつか入っているため、この柄の美しさが伝わりにくいのですが、背中は一枚仕立てでアメカジ感満載。ビンテージテイストの深みのある色出しは、いいあんばいです。

昭和は、「男は背中で語る」と言われたりしていましたが、令和は、女性も男性も後ろ姿で勝負。ちなみに、このシャツジャケットは女性のなかにも愛用する人がいて、多様な着こなしが楽しめるようです。

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裏地には、起毛素材を使うことでソフトなタッチで保温力もアップ。裾のデザインは、ストレートでサイドスリットが入っています。こうした、細かなディテールは、アメカジの王道。

思い起こせば、80年代にこうしたネイティブアメリカン系のものがはやったときも、ユーミン(松任谷由実)などの女性アーティストが、こぞってこれに近いものを着ていましたね。

トレンドスナップのまとめはこちら

Photograph & Text:Yoichi Onishi

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