バッグ

【3人の大野拓朗と、新しい仕事鞄。】
②TOTE BAG(トートバッグ)
NEW BAG For BRAND NEW DAYS

2023.05.11

春は旅立ちの季節。新社会人はもちろん、転勤や転職などビジネスパーソンにとって新たなステージへと進む者も多い。俳優・大野拓朗もまた今年から本格的に活動の場を海外へと移す挑戦者のひとり。個性が異なる3人の架空のキャラクターに扮した彼が、それぞれのビジネススタイルに適したバッグを導き出す。新生活を並走してくれる頼もしき相棒候補をご覧あれ。

The SECOND MAN
Name:TAKURO ONO
Age:35
Work:ADVERTISING AGENCY PLANNER
Profile:広告代理店で、テレビ局を担当する営業マン。外回りが多いため、動きやすく快適なビジカジスタイルを好む。仕事ぶりはスマートかつ冷静だが、取引先の女性からのアプローチに気付かない鈍感な一面も。

CISEIのトートバッグ

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ジャケット¥64,900/チルコロ 1901(トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567)、シャツ¥15,400/マッキントッシュ フィロソフィー(SANYO SHOKAI カスタマーサポート 0120-340-460)、ニットタイ¥11,000/アスコット、パンツ¥35,200/ジャブスアルキヴィオ(ともにビームスF 03-3470-3946

イタリアのフィレンツェ発ブランド「シセイ」のレザートート。奥行きのあるネイビーカラーと繊細なシボ感が、ノーブルなムードを演出。収納力の高いワイドフォルムだが、クタっとした革質も手伝って柔和な表情に。肩掛けでも手持ちでも使える絶妙なハンドルや機能的なポケットなど、使う人への配慮も行き届いている。

W40×H30×D17㎝。¥130,900/シセイ(アエラスタイルマーケット

TOTE BAG

ビジネスウエアの多様化に伴い、今や主流となったのがトートバッグ。高い収納力やジャケパンとの相性の良さも人気の理由だ。とはいえ、本来カジュアルな鞄だけに上質素材で品格を付与したい。

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FUJITAKA
環境負荷が少なく、医療現場などでも使われる安全なエコレザー製。落ち着いたキャメルカラーとシュリンク加工によるシボが大人のしゃれ感を醸し出す。内側には13.3インチのPCポケットやペットボトルホルダーを備えており、機能面も抜かりはない。ハンドルの裏側にクッションを挟んで肌当たりを軽減するなど、日本ブランドらしい心遣いはさすが。
W34×H33×D10㎝。¥63,800/FUJITAKA(イケテイヴィラ東京 03-3861-6276
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SMYTHSON
ブランドのアイコンでもある「パナマコレクション」と同じクロスグレインレザーを採用。軽量かつ柔軟性と耐久性に優れたマテリアルは、優美なシルエットを生み出す。仕事だけではなく、1泊2日程度の旅行にも使える大容量もポイント。細身のハンドルや控えめに配したブランドロゴなど、抑制の利いたディテールが確かな品格を後押しする。
W35× H28×D15㎝。¥132,000/スマイソン(ヴァルカナイズ・ロンドン 03-5464-5255
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GALLERIANT
穏やかなトープカラーが目を引く「ガレリアント」のレザートート。ラウンド状にカットされた口元は、ハンドルを肩掛けする際に腕を通しやすくすると同時に、デザインのアクセントとしてもひと役買っている。財布や鍵など使用頻度が高く、安全性を確保したいものを収納できる二重構造の背面ファスナーポケットも秀逸。デザインと機能性の好バランスが光る。
W39×H31×D15㎝。¥36,300/ガレリアント(クレアーヴェ 03-6240-9270
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TOFF&LOADSTONE
立体的に仕上げたセンターラインが存在感を発揮。柔らかなシュリンク型押しレザーを使い、サイドをややシェイプさせることで優しい印象を与える。軽量かつソフトなテクスチャーだが、自立を促す底鋲で床置きしても美しい形をキープ。チャームに応用したアイコニックな真鍮パーツや天面のマグネットボタンなど、気の利いたディテールが満載。
W45×H29×D10 ㎝。¥55,000/トフ&ロードストーン(ティーアンドエル 03-6455-5520

掲載した商品はすべて税込み価格です。

大野拓朗(おおの・たくろう)
1988年、東京都出身。2009年に第25回ミスター立教に選出される。2010年に映画『インシテミル〜7日間のデス・ゲーム〜』で俳優デビュー。NHK連続テレビ小説や大河ドラマをはじめ、数多くのドラマ、映画、ミュージカル、舞台作品に出演。2023年7月22日からは、ミュージカル『ファントム』にフィリップ・シャンドン伯爵役で出演予定。公演後、本格的なアメリカ進出を控える。

<<①BRIEFCASE(ブリーフケース) はこちら

  ③RUCKSACK(リュックサック) はこちら>>

アエラスタイルマガジンVOL.54」より転載

Photograph:Kentaro Oshio,Takaomi Watanabe
Styling:Masahiro Tochigi(QUILT)
Hair & Make-up:Maki Morioka
Text:Tetsuya Sato

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