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バッグ

俳優・玉木 宏、オロビアンコに重ねる
旅への憧憬と人生の移ろい。

2025.07.17

俳優・玉木 宏、オロビアンコに重ねる<br>旅への憧憬と人生の移ろい。
ジャケット 参考商品/BOGLIOLI、シャツ¥41,800/Finamore(AMAN 03-6805-0527)、パンツ 参考商品/エヌ・ケー・クラシイック(エヌ・ケー・クラシイック)、シューズ¥259,600/エドワード グリーン(ストラスブルゴ カスタマーセンター 0120-383-563) その他スタイリスト私物

イタリアンファッション 美しくそれでいて知性も兼ね備えている——。ミラノ発祥のブランド、オロビアンコのコンセプトである。俳優・玉木 宏。27年のキャリアを数え、今なお第一線で活躍する彼もまた“美しくそれでいて知性と強さを兼ね備えた”人だ。美しさとはルックスの美醜ではなく、古武道で培われた礼儀正しさであり丁寧な所作。そして、年齢と共に増した円熟味は、イタリアンラグジュアリーの風格漂うオロビアンコのバッグと重なるものがある。

「(撮影で使用した)レザートートやナイロン製のバッグは、オロビアンコらしい伝統がしっかりと継承されているなと感じました」

聞けば、プライベートでもオロビアンコの製品をギフトに選んだことがあるという。

「僕の中でオロビアンコのイメージといえば、やはりワンショルダーのボディバッグ。実際に父の日にプレゼントしたこともありますし、親しい方へギフトとして贈ったこともあります」

ファッションでは、身の丈に合っていない格好やチグハグな装いを「着せられている」と表現するが、今回の撮影中、バッグを携え一瞬で“絵になる”のは、俳優としての経験だけでなく、ブランドへの理解がそれを可能にしていたのだ。

オロビアンコ発祥の地、イタリアへの渡航経験はあるのだろうか。

30歳の時にギリシャから船で地中海を渡って、ナポリを通るルートで訪れました。イタリアも都市によって雰囲気が全く異なるのですが、共通するのがとにかく食事が美味しいこと(笑)。日本人と味覚が近いのか塩味のバランスが抜群で、パスタ、ピザ、魚介類と何を食べても美味しかった記憶があります」

もうひとつ彼の地に惹かれた理由が「ものづくり」。フィールドこそ違えど、作品作りに携わる身として、イタリアのアルチザンに大きな刺激を受けたという。

「イタリアには、洋服でも靴でも歴史の深いブランドも多いですし、老舗以外にもオロビアンコのように職人たちが作る優れたファクトリーブランドがたくさんありますよね。実際に靴をオーダーメイドで作ろうと考えていたこともあって、現地でお店を探したのを思い出しました」

旅では趣味でもあるカメラを持ち歩くことも多い。先日までライカギャラリー東京で写真展を開催するなど、玄人はだしの腕前は、単なる趣味の範疇を越える。自宅には暗室を備え、フィルムで撮ったものを自ら紙焼きすることもあると聞く。

「最近は時間がなくて全然出来てないですが、いつでもプリントできるよう、暗室の機能は残したままにしています。今回、個展を行ううえで、やはりプリントしないと写真の良さが出ないなと改めて気付かされました。モニターで見るのとは質感も色も全然違います」

個展のタイトルは『Roots』。昨年、102歳で亡くなった祖父の生まれ故郷であり、玉木も幼少期に何度も足を運んだ島根県・隠岐諸島の原風景を追体験するかのように捉えた。プリミティブな大自然や海外で触れた職人技など、旅への憧憬が創造力を刺激し、自らの原点に立ち返らせる。表現者・玉木 宏の“Roots”を探れば、様々な旅の記憶に辿り着くのだ。

洗練されたデザインが、特別な旅を演出する「モヴェンツァ」。

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俳優という職業柄、長期ロケも含めて国内外を飛び回ることも多い玉木。旅路の相棒となるスーツケースに求めるものは何だろう。

「海外の空港だと想像以上に雑に扱われたりするので、堅牢性は何より大事です。それから、4輪の安定感と旋回性の良さ。以前は、2輪タイプを使っていたので、荷物が増えると取り回しが本当に大変でした」

玉木のリクエストに呼応するのが、オロビアンコの新作「モヴェンツァ」だ。ブランドとして初となるアルミ製ラゲージは、四隅をしっかりとガードすることで堅牢性も向上。60mm双輪キャスターは、混雑する空港内でも容易に方向転換できるなど、抜群の機動力を誇る。

また、アルミボディに施したヘアライン加工が目を引くデザインは、高層ビルの街並みを颯爽と歩くビジネスパーソンをイメージしたもの。プライベートでもスクエアなフォルムのスーツケースを愛用している玉木にとって、デザインも気に入ったポイント。「コーナー部分が優しい丸みを帯びていて柔らかさもあるので、ハードな印象も軽減されますね」

ディテールに目をやれば、革巻きハンドルとラゲージタグのレザー使いが特別感を演出するなど、細部にまでこだわりが息づく。長期出張から週末のプライベートトリップまで対応する全4型が揃う。

【モヴェンツァ ラインナップ】
No.93141/サイズ:H44×W40×D24cm/重量:4.2kg/容量:30L¥154,000
※100席以上の国内線・国際線機内持込みに対応
No.93142/サイズ:H55×W40×D24cm/重量:4.5kg/容量:36L¥165,000
No.93143/サイズ:H71×W48×D28cm/重量:6.2kg/容量:71L¥187,000
No.93144/サイズ:H76×W44×D38cm/重量:6.9kg/容量:98L¥203,500
カラー:ディープオーシャン、シルバー
※サイズはキャスター・ハンドルを含む外寸表記です。

<<「モヴェンツァ」の詳細はこちら

多様なスタイル/シーンに呼応する、豊富なラインナップ。

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ニット¥66,000/ROBERT COLLINA(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター 050-3615-3600)、パンツ 参考商品/エキパージュ(エヌ・ケー・クラシイック)

移動のシチュエーションをイメージすると、ボディバッグも玉木の「旅」スタイルに合致するという。

「機内だと、これくらいのサイズ感のバッグに貴重品や小物を入れて手元に置いています。このボディバッグならスーツケースに入れてバッグ・イン・バッグとしても使えますし、便利ですよね」

趣味のカメラを携えてプライベートの旅に出かけるとしたら、今ならどこを目指すのか。

「候補はたくさんありますが、もう一度アフリカをゆっくり旅したいです。かなり昔の放送になりますが、『世界ウルルン滞在記』(毎日放送)でエチオピアを訪れたのと、写真の仕事で南アフリカには行きました。ボツワナにあるチョベ国立公園の敷地内に宿泊したのですが、サファリパークのような雄大な土地をジープに乗って走り回ったり、貴重な経験でした」

落ち着きのある喋り声に加え、こちらの質問の意図を汲んで「当意即妙」に答える知性も含めて、どこか隙のなさを感じさせるが、ふと意外な素顔を覗かせたのは、バッグのデイリーユースについて尋ねた時だった。

「基本的に、子供の荷物は僕が持つことが多いので、収納力が必要で、遊びに連れていく時などは両手が空くようにバックパックを選ぶことが多いです。荷物が多いと中でぐちゃぐちゃになってしまうので、内側にポケットがあると整理しやすいし、加えてファスナー付きポケットが装備されているのが理想的です。子供が出来て気付いたのは、時間のコントロールが自分ひとりだけじゃなくなること。今朝も子供を送ってから来たのですが、時間は家族共有のものとして時間配分をすごく意識するようになりました」

よりモダンに進化を遂げた、定番バッグ「ソロペルテ」。

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伝統的なクラフトマンシップを背景とする、オロビアンコの定番シリーズ「ソロペルテ」が刷新。上品な面持ちに馴染むブランドロゴや艶やかな金属パーツの採用など、随所にアップデートが施された。バックパックは、A4サイズの書類や14インチのノートPCが収納可能。控えめな光沢感のナイロンとシボの表情が美しいステアレザーのコンビが洒脱な印象を演出する。一方のトートバッグは素材バリエーションとして展開されているジーンズ素材を採用。ソロペルテらしい気品にカジュアルさが加わることで、装いもより軽快に仕上がる。上着を着たまま肩掛けできるハンドルの長さに加え、広く取られたマチ幅で収納力も高く、1泊2日程度の旅行にも最適。

【ソロペルテ ラインナップ】

型数:18型
ショルダーバッグ×5、ボディバッグ×4、
トート×4、ブリーフ×3、リュック×2
¥30,800~¥69,300
定番カラー:ブラック、ネイビー

〈リュック〉
No.92968/¥62,700
※14.0インチPC対応サイズ/A4ファイル収納可能

〈トート(JEANS2)〉
No.93123/¥55,000

〈ボディバッグ〉※玉木宏さん着用
No.92959/¥44,000

<<「ソロペルテ」の詳細はこちら

続けていくことで浮かび上がる美しさと本質的な強さ。

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ジャケット¥137,500/BOGLIOLI、パンツ¥37,400/BERWICH、カットソー 参考商品/ストラスブルゴ(ストラスブルゴ カスタマーセンター 0120-383-563)

「旅行はスーツケースとトートバッグの組み合わせが多いかもしれません。バックパックだと中にあるものを一度取り出さないと見えなかったりするので、間口が広くて取り出しやすいトートは、使い勝手がいいですから」

プライベートではキャンバス製のトートを愛用しているそうだが、オロビアンコのレザーの柔らかさには驚いたようで、ハンドルの手触りを何度も確認する様子も。

「使い込むうちにレザーがもっと柔らかくなって、しっとりと手に馴染みそうですね」

年月を重ねることで、若い頃にはなかったニュアンスが出るのは俳優も同じだろう。撮影の翌日に放送された『情熱大陸』(毎日放送)の密着では、「(人間としての)本質を磨いていないと、見透かされているような気持ちになる」と心のうちを吐露する。そんな本質の一端が垣間見えたのは、毎日鍛錬を重ねるブラジリアン柔術について語った時だった。玉木は、2024年に年代別の世界大会に出場するほどの実力者であり、その強さの根源には、武士道の精神が裏打ちされている。

「自信を持つことは大事ですが、勝ち負けがある世界だから負けを知ることも重要です。道場で感じるのは、負けを知っている人ほど後々強くなる。黒帯になる人は結局強さだけではなく人格も重視されますから。人としての優しさはもちろんですが、どこか達観したような境地に達することが武士道と言われるものかなと思います」

こうした柔術で培われた心のありようは、自身の子育てにも反映されているという。

「礼儀はもちろんですが、忍耐力を養わせるためです。さきほどの勝ち負けの話じゃないですが、今の世の中的に競争しても順位をつけず、みんなで“お疲れ様”みたいな雰囲気があります。ただ、社会に一歩出ると、それだけではないですから。この人には敵わないなとか、でも次は負けないように頑張ろうと意識を持ってほしいので、子供にもスポーツを経験させるようにしています」

傍目から見ると順風満帆にも思える玉木のキャリアだが、そんな彼にも敵わないと感じるライバル的存在がいたのだろうか?

「正直、若い頃からそんな人ばかりでした(笑)。俳優業でも柔術やスポーツでも、到底敵わないと思う人たちの存在を身近に感じながら、いつかは勝てるのかなと思いながら懸命に続けています。長い時間をかけて、そしてこれからも」

贅沢な素材使いで魅せる、大人のトート「フィオレ」。

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ソフトな手触りが特徴のシュリンクレザーを採用したトートバッグ。A4ファイルや13.3インチのノートPCがスッキリ収まる抜群の収納力に加え、両サイドのポケットはボトルホルダーとしても便利。手持ちでも肩掛けでも使えるハンドルの長さと美しいフォルムに象徴される品のある佇まいは、ビジネスシーンでも活躍する。使い込む程に味わいが増す経年変化も含めて、長く愛用できる普遍的な逸品だ。

【フィオレ ラインナップ】
No.93001/サイズ:H34×W40×D15cm/重量:1250g/容量:19L/¥88,000
カラー:ブラック、ダークブラウン、グレージュ
※13.3インチPC対応サイズ/A4ファイル収納可能

<<「フィオレ」の詳細はこちら

プロフィール
玉木 宏(たまき・ひろし)
1980年、愛知県出身。2001年公開の映画『ウォーターボーイズ』で注目を浴び、その後『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)、連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)、映画『キングダム』シリーズ、『沈黙の艦隊』シリーズ、『ゴールデンカムイ』シリーズなど、数々の話題作に出演。終戦80周年を迎える2025年815日より公開される映画『雪風 YUKIKAZE』では、先任伍長、早瀬幸平役を演じる。公開を前に「戦争を経験された方がだんだん少なくなっていく中で、誰かがその悲劇を伝えていかなければならないという想いはあります。僕は俳優なので、教科書ではなく、エンターテイメントを通して伝えていきたい。そのことで、より明確に伝わる部分もある。戦争を経て命が繋がれて今があるということを若い世代に届けたいですし、戦争は二度と起きてほしくないという気持ちを強く持っています」と語ってくれた。

オロビアンコ〈バッグ〉公式オンラインストア

問/エース株式会社 03-5843-0606

Photograph[Model]: Yoshihito Sasaguchi(SIGNO)
Photograph[Still]: Ryohei Oizumi
Styling[Model]: Kentaro Ueno(KEN OFFICE)
Styling[Still]: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: Yukiya Watabe(riLLa)
Text: Tetsuya Sato
Direction: Shingo Fujioka, Yosuke Fujimori(AERA STYLE MAGAZINE)

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