週末の過ごし方

星のや富士で、楽しくおいしい
コーヒーの魅力を「発見」する。

2025.07.25

星のや富士で、楽しくおいしい<br>コーヒーの魅力を「発見」する。

都会の喧騒を離れ自然に癒される休日を求めたいが、いわゆる「アウトドア」に対して若干の苦手意識が……。そんな都市に暮らす大人たちにとって、星のや富士はなんとも心強い。何しろここは、富士山麓・河口湖の森に抱かれた日本初の「グランピングリゾート」。高級リゾートのような優雅で快適な滞在を、自然の中で存分に楽しむことができる。

まず湖畔からほど近いレセプションに立ち寄り、グランピングを楽しむアイテムが入ったリュックサックを受け取る。そこからグランピングマスター(スタッフ)が運転するSUV車でキャビン(客室)へ。白を基調としたシンプルでモダンな室内から望む湖と山麓の風景は、まるで一幅の絵のよう。もちろん快適性も申し分なく、刻々と表情が移ろう景色をこの部屋から眺めているだけで、ここに来た価値を十分に感じさせてくれる。

もちろん、星のや富士の魅力はキャビンだけにとどまらない。アウトドアならではの多彩なアクティビティが、唯一無二の体験として心に残るはずだ。「苦手意識が……」についても、心配ご無用。グランピングマスターのきめ細かな手引きにより、手軽なものからかなり専門的なものまで、ほとんどが無理なく楽しめるだろう。

【星のや富士】コーヒーディスカバリー_メイン画像

アクティビティのなかで注目したいのは、この春からスタートした「コーヒーディスカバリー」。これはアウトドアと親和性の高いコーヒーを、3つの滞在シーンに合わせて異なる飲み方で楽しもうというもの。まずは昼下がりに森の中の特別席でグランピングマスターと共に火をおこし、コーヒー豆を焙煎。2パターンの淹れ方で、それぞれの味わいと質感の違いを確かめながらゆっくりと飲み比べる。グランピングマスターが吟味した小菓子とのペアリングも秀逸で、鳥のさえずりや風の音も相まり、豊かな森の時間を満喫できる。

【星のや富士】アイリッシュコーヒースタイルのカクテル

ダイニングでガストロノミック・ワイルドのコースディナーを堪能したあとには、夜の森でたき火をぼんやり眺めながらアイリッシュコーヒースタイルのカクテルを。揺らめく炎に誘われ、心を“無”にしながら一日を静かに締めくくりたい。

翌朝はルームサービスの朝食「モーニングBOX」と共に。合わせるコーヒーは、ひと晩かけて抽出し、すっきりとした味わいに仕上げたコールドブリューコーヒー。レイクビューのテラスリビングでの優雅な朝をすがすがしく彩り、一日の始まりを健やかに後押ししてくれる。

【星のや富士】コールドブリューコーヒー_モーニングBOX

富士山麓の気候や景色は季節ごとに静かに、それでいて大胆に変わる。聞けば、そんな自然と呼応するように「コーヒーディスカバリー」で味わうコーヒーも繊細に変化するという。都市生活ですり切れた五感をよみがえらせるために、自然との触れ合いはとても有用。四季折々の楽しくおいしい“発見”を求め、星のや富士へまた足を運びたくなる。

<コーヒーディスカバリー>
内容:たき火おこし、午後のひととき(2種類のコーヒー飲み比べ、小菓子)、夕食(ガストロノミック・ワイルドのコースディナー)、夕食後の一杯、朝食ルームサービス(モーニングBOX)、朝食と楽しむコーヒー
料金:1名/4万1000円、2~3名3万2000円(1名あたり/税・サービス料込み)※宿泊料別
定員:1日1組(1~3名)
対象:満20歳以上の宿泊者
予約:公式サイト(星のや富士【公式】 | HOSHINOYA Fuji)にて14日前まで受け付け
※仕入れや天候などの状況により内容を一部変更、中止する可能性があります。

問/星のや富士 050-3134-8091(星のや総合予約)
山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408

<<広報担当・北垣沙野さんとおしゃべりしました!

Text:AERA STYLE MAGAZINE

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. ためらわない美のホテル<br>パーク ハイアット 東京が選んだ<br>全く新しいリニューアルの姿【後編】 

    ためらわない美のホテル
    パーク ハイアット 東京が選んだ
    全く新しいリニューアルの姿【後編】 

    週末の過ごし方

    2025.12.26

  2. 日本カー・オブ・ザ・イヤー。<br>輸入車の栄冠はVWの「ID. Buzz」に。<br>ポルシェもダブルタイトル獲得。

    日本カー・オブ・ザ・イヤー。
    輸入車の栄冠はVWの「ID. Buzz」に。
    ポルシェもダブルタイトル獲得。

    週末の過ごし方

    2025.12.22

  3. ためらわない美のホテル<br>パーク ハイアット 東京が選んだ<br>全く新しいリニューアルの姿【前編】

    ためらわない美のホテル
    パーク ハイアット 東京が選んだ
    全く新しいリニューアルの姿【前編】

    週末の過ごし方

    2025.12.16

  4. 伝統を継承 さらに100年先へ<br>軽井沢・万平ホテルの進化

    伝統を継承 さらに100年先へ
    軽井沢・万平ホテルの進化

    週末の過ごし方

    2025.12.19

  5. 「三本珈琲×京都祇園 仁々木」の鼓翼。<br>すべて実食! 自慢の手土産 #156

    「三本珈琲×京都祇園 仁々木」の鼓翼。
    すべて実食! 自慢の手土産 #156

    接待と手土産

    2025.12.18

紳士の雑学