カジュアルウェア
【ウイルソン】洗練されたサマースタイルをかなえる、
今夏おすすめのポロシャツ。Vol.3
2025.07.22

近年、エフォートレスなスタイルが人気を集めるなか、ニットポロの復権にも後押しされて、トレンドに再浮上したのがポロシャツだ。言わずもがな夏の定番アイテムではあるが、程よいきちんと感と快適な着心地、さらにTシャツにはない首元のニュアンスが、盛夏でもおしゃれを諦めたくないしゃれ者のニーズに合致したのもうなずける。
全7回にわたって、誰もが知る名品はもちろん、デザインコンシャスな一枚、さらに機能素材を使った進化系まで、この夏おすすめのポロシャツをピックアップする。
第3回に紹介するのは、アメリカのシカゴ発のブランド、ウイルソン。その歴史は古く、1914年に創立し、テニスラケットや野球シューズを開発するなど、110年余にわたってアメリカのプロスポーツを技術面から支えてきた。実際にウイルソンを愛用してきたプレーヤーには、ベースボールの神様、ベーブ・ルースをはじめ、テニスのロジャー・フェデラー、バスケットボールのリビングレジェンド、マイケル・ジョーダンなど、堂々たる面々が名を連ねる。現在はスポーツの世界で培ったノウハウをカジュアルウエアに採り入れ、シューズやバッグなどを含めたトータルで展開する。

テニスとゴルフにインスパイアされた「ベンソン ニット ポロ」。通気性に優れた素材を、あえて甘く編み立てることで、メッシュのような表情に。涼やかな着心地に加え、速乾性を備えているので常に快適な状態をキープする。スポーツのプレー中に衣類のずれを防ぐ目的であしらった、袖とウエストのリブバンドがクラシックなムードを醸す。

優れた通気性で涼やかに装える「ラファイエット ニット ポロ」。クリームがかった絶妙な色合いとゆとりのあるフィッテイング、胸元にあしらった大きな刺しゅうのロゴが、どこかレトロで現代では新鮮に映る。

ケーブル編みの表情が品のよさを醸すニットポロ。オールブラックだが、シアーな透け感が軽快さを添えるので、装いも重くなりすぎない。胸元と袖口にあしらった控えめなロゴも程よいアクセントに。すっきりとしたシルエットも、大人に必要なきちんと感を補完してくれる。
問/アメアスポーツジャパン・ウイルソンお客様センター 03-6825-2133
掲載した商品は税込み価格です。
Photograph: Yuki Kina
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato