調べ・見立て(見立て)

編集長の「見立て」。
寒いシーズンだからできる着こなしの工夫をお教えします!

2019.02.18

山本 晃弘 山本 晃弘

東京でも雪がちらつく極寒のシーズンが到来して、私たちの編集部でも風邪が猛威を振るっています。「健康であることはビジネスマンのマナーのひとつ」というのが私の持論ではありますが、「インフルエンザにかかったときには、休むことこそ大切なマナー」であるのは言うまでもありません。読者の皆さんも、どうか健康に気を付けてください。

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そんなシーズンに「ウォームビズ」についての調べを実施しました。「ウォームビズで工夫していることは?」の質問に対して、41%の読者が「防寒性のある肌着を着る」と回答しています。下着メーカーはもちろん、ファストファッションやスポーツウエアのブランドからも販売されている機能性下着。これらに使われている素材の多くは、日本の大手繊維メーカーが開発したものです。その進化には、目を見張るものがあります。防寒にとどまらず発熱をうたう下着もありますので、ぜひとも売り場をチェックしてみてください。

「カーディガンを着る」13%という回答は、「セーターを着る」22%を下回る数字となりました。じつは、ビジネスシーンにはセーターよりもカーディガンをおすすめします。暖房が利きすぎたオフィスでデスクワークをしていて暑く感じたとき、あるいは、急に大切なクライアントとのミーティングに臨む場面になったとき。そんなときでも、カーディガンはサッと脱げる利便性があります。ネイビーのスーツにはネイビー系、グレーのスーツにはグレー系と、同系色のカーディガンをコーディネートするのが基本です。

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調べをもうひとつ、「冬の装いで心掛けていることは?」という質問です。これにも、「防寒の機能性素材を選ぶ」の回答が45%を占めました。下着に限らず、例えばフリースジャケットやゴアテックス素材のアウターなど。冬ならではの機能をうたうアイテムは数多くあります。肌触りの温かいニットやフリースに、風を通さない化繊系のアウターを重ねてコーディネートするのが寒さをしのぐ最強の着こなしであるのは、よく言われる鉄則です。

冬の装いでは「暖かく見える素材を選ぶ」と回答した読者が17%にも上ったのは、心強く感じます。例えば、フラノなどの紡毛素材のスーツを選ぶ。そうすると、ビジネス相手から「暖かそうな装いですね」といった言葉が出るかもしれません。暖色系のネクタイを選ぶのもいいでしょう。赤系でも、バーガンディーやブリック(レンガ)といわれるような深みのある色を選ぶと、温かみが感じられて、かつ大人っぽく見えるⅤゾーンになります。

寒いときだからこそできる着こなしの工夫。皆さんも、ぜひ楽しんでください。

プロフィル
山本晃弘(やまもと・てるひろ)AERA STYLE MAGAZINE
編集長

「MEN’S CLUB」「GQ JAPAN」などを経て、2008年に朝日新聞出版の設立に参加。同年、編集長として「アエラスタイルマガジン」をスタートさせる。新聞やWEBなどでファッションとライフスタイルに関するコラムを執筆する傍ら、幅広いブランドのカタログや動画コンテンツの制作を行う。トークイベントで、ビジネスマンや就活生にスーツの着こなしを指南するアドバイザーとしても活動中。2018年には初の執筆書籍「仕事ができる人は、小さめのスーツを着ている。」を刊行。

Photograph:Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Styling:Takahisa Igarashi
Hair & Make-up:Masakazu Igarashi

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