調べ・見立て(見立て)

2023年はメンズ美容元年!? お肌のケアは、習慣にすべし。
編集長の「見立て」。#73

2023.12.19

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2023年は、メンズ美容元年として記憶に残るかもしれません。これまで何度も「メンズ美容がブームです」と言われてきましたが、そのときには、一部の人たちのトレンドにとどまっていました。それが最近では、職場仲間とランチをしている若手のビジネスパーソンやコンビニのレジに立っている店員さんなど、けっこうな頻度でメイクをしている男性を見かけるようになりました。アエラスタイルマガジンの「調べ」アンケートで「あなたはスキンケアをしていますか?」を問うたところ、「毎日している」という回答が 82%に上っています。お肌の手入れをするスキンケアはメイクよりもハードルが低いので、このくらいの数字が高くて当然と思ってしまうかもしれません。ただ、昨年の同じ時期に同じ質問をしたときには「毎日している」と回答した人は 59%にとどまっていたのです。

コミック『僕はメイクしてみることにした』の編集者でもあり、メンズ美容の仕掛人と言ってもいい講談社の大森葉子さんに、昨今の状況をインタビューし ました 。大森さんは、「大谷翔平がコーセーの雪肌精の CM に出演したり、甲子園で優勝した慶応高校の丸田君が日焼け止めを使っている の をインタビューで話したりしたことも 、 メンズ美容が広まる大きな きっかけになった」と分析しています。 確かに、 イケてるスポーツマンの 存在がビジネスパーソンの意識を変えるインパクトを持っていた の は間違いないでしょう。

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スキンケアの基本は、「洗顔+化粧水+乳液」であると言われます。汚れを落とし、水分で保湿して、乳液の油分でフタをする。「調べ」アンケートの結果、この3ステップをしっかりとやっている人は53%にも上っています。化粧水+乳液の代わりにオールインワン化粧水といわれるスキンケア製品を使っている人は15%、保湿を重視して化粧水までは使っている人は22%。少し前まで、「男性の多くはパシャパシャと水で顔を洗うだけ」と言われていた の を考えると、スキンケアの意識はずいぶんと向上したものです。

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肌の悩みを尋ねてみると、「乾燥・肌荒れ」が45%、「てかり・脂」が33%という高い数字になりました。 冬は空気が乾燥しているので、肌荒れに注意したい季節。とはいえ男性はオイリー肌で、てかりも気になるというふうに読み取れます。自分を脂性だと思っているビジネスパーソンは多いと思いますが、肌のパーツによって、あるいは体調や季節によって肌のタイプは変化するもの。最近では、ドラッグストアなどでも肌の水分量を簡単にチェックしてくれますので、自分の思い込みでケアをせ ずに店頭で相談してみることをおすすめします。

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スキンケアをする最も大きな理由は、「清潔感を保つため」。これは、以前のアンケートから変わっていません。 装いでも、スキンケアでも、そして仕事でも、ビジネスパーソンにとって「清潔であること」はとっても重要です。アンケートにスキンケアは「習慣」と回答した人が16%となったの も、 見逃せない進化であると思います。メンズ美容の仕掛人である大森葉子さんは、「自分が履いているシューズも、乗っているクルマもメンテナンスするのに、肌をメンテナンスしないなんてありえません。お肌とはこの先もずっと付き合っていくのですから」と話してくれました。肌をケアしていくのは、身体の健康に注意を払うのと同様に、すべてのビジネスパーソンの習慣になってほしいものです。

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