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今年の春も、ジャパンスーツ。
第4回 テイジンメンズショップ

2018.03.08

今年の春も、ジャパンスーツ。<br>第4回 テイジンメンズショップ

春になると、どうにもスーツを新調したくなる。新年度のはじまりに、気持ちだけでなく装いも新たにしたくなるのだろう。春は自らを顧みる季節。今一度、自分のスーツへの美学を確認したくなり、ふとジャパンスーツに手を伸ばす。
第4回は、トラッドベースの日本、いや銀座スタイルを提案する、テイジンメンズショップ。


銀座4丁目にオープンしたのは1960年。「テイメン」の愛称とともに、トラッドを基本としたスーツを提案してきた。同店のスタッフは、入店するとまず徹底的にフィッティングについての知識を叩き込まれる。スーツをいかに美しく着るか。そんなこだわりが、今回紹介する1着にも現れている。

リングヂャケットとのコラボとなるこのスーツ。以前より、同ブランドが掲げる“注文服のような着心地の既製服”というコンセプトに感銘を受けていたテイジンメンズショップは、今回改めてコラボを実現した。

特徴は、リングヂャケットの中でも最も普遍的で完成されたモデルとされるモデルNo.184をベースに、従来にはないサイズを展開する点。さらに、より多くの人の体型により美しくフィットするよう、パターンを微調整している。また、今回用意した3種類の生地は、すべてリングヂャケットのオリジナルを採用。ドライ感とナチュラルなストレッチを両立することで、日本の気候に馴染む1着に仕上げた。

いうまでもなく日本製。それでアンダー9万円とは、値ごろ感もひとしおだ。

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より幅広いサイズ展開は、フィッティングにこだわるテイジン メンズショップがこれまでの接客の中で蓄積してきた体型データがあればこそ。ドッロプ然り着丈然り、あらゆる年代においても幅広く似合うシルエットに。スーツ¥89,000/テイジンメンズショップ、タイ¥16,000/フランコ バッシ、チーフ¥3,000/アディアンドシー、タイバー¥9,000/フェアファクス(以上 テイジンメンズショップ 銀座本店 03-3561-7519)、シャツ¥12,000/ダーバン(レナウン プレスポート 03-4521-8190)、シューズ¥54,000/42ND ロイヤル ハイランド(42ND ロイヤル ハイランド 代官山 03-3477-7291)、ブリーフケース¥63,000/トゥミ(トゥミ・カスタマーセンター 0120-006-267)

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

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Photograph:Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Styling:Tomohiro Saitoh(GLOVE)
Hair & Make-UP:Ryo(COME HAIR)
Text:Masafumi Yasuoka(BEARD MAN)

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