旬のおすすめ

東京を呼吸する、イタリアの名品。
第4回 ザノーネのニット

2018.04.05

イタリア生まれのウエアが我々を魅力する理由は、ひと言では説明できない。「いま」を切り取る研ぎ澄まされた感性、手作業を重視した伝統的な技術、快適な着心地とつや、その土地土地の空気感や家族の絆……。フワリとまとえば、肌を通してその答えが見つかるはずだ。やわらかな光に満たされる春の東京で、そんなイタリアからのいちばん心地よい風を呼吸してみたい。

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ニット¥53,000/ザノーネ、パンツ¥40,000/インコテックス(ともにザ スローウエア 東京ミッドタウン店 03-6721-1583)、その他スタイリスト私物

非凡なニットウエアクリエイター、アルベルト・ザノーネが、1986年ピエモンテ州ギズラレンゴで創業したザノーネ。カシミア、シルクなどの高品質素材に加え、独自の素材開発や感性豊かなデザインで高い評価を得ていく。2003年、インコテックスなどを擁するスローウエアグループの一員に。ファストファッションとは対極の“スロー”なスタンスが、一見シンプルながら、部位ごとに糸の太さや編み方を変えた、このニットからも見て取れる。

掲載した商品は全て税抜き価格です。

<<第3回 ジャンネットのシャツ

第5回 ジーティーアーのパンツ>>

Photograph: Yoshihiro Kawaguchi(STOIQUE)
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair: Akino@Llano Hair(3rd)
Make-up: Riku(Llano Hair)
Text: Yasushi Matsuami

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