接待と手土産
女性が喜ぶものを意識して
[秘書課の御推奨手みやげ]
2018.12.05
今回の手土産マスター・大貫さんは、3代前社長から秘書を務めるスペシャリスト。
「エグゼクティブの方への手みやげについてボスからのリクエストはひとつだけ。女性の感性を大事に選ぶようにいわれています。なのでその先にいらっしゃる奥様や女性社員の皆さんを意識したものにしています。女性が喜ぶものは男性も喜ぶと」
一方、若い方への手みやげなら「見た目にもこだわって、メディアで話題の旬のものを」、楽屋見舞いなら「見た目のインパクトを追求して、同じモノをずらりと並ばせて迫力で勝負します」
今回、紹介してくれた『雲月の小松こんぶ・御所ふりかけ 桐箱入り詰め合わせ』は、美しい桐箱と真田紐が特別感ある逸品。桐箱を開けると丁寧に布に包まれた塩昆布とふりかけが現れる。「お味も絶品で、ご飯や白がゆにこれを載せるだけで、料亭の味に。塩分が控えめなので、健康志向の強い方にも、そのご家族にも満足いただけると思います」
その他、大貫さんが挙げてくれた手みやげは、〝会食用〞として、多くの秘書がこれまでも推薦してくれた『ツッカベッカライカヤヌマ』のクッキー。同じく秘書に圧倒的支持を受ける『山本道子の店』のクッキーとメレンゲチョコ。
「ともに非常に品が良く、相手を選ばず喜んでいただけるお菓子です。『ツッカベッカライカヤヌマ』はパッケージの上品さも魅力。『山本道子の店』はクッキーはもちろん、メレンゲチョコが素晴らしいです」
〝会社訪問用〞なら『しろたえのレアチーズケーキ』や『パレタス』。
「1箱20個入りの『しろたえ』のレアチーズケーキを2箱3箱と持って行くと圧巻です。また『パレタス』のフローズンフルーツバーは見た目もかわいく女子ウケ間違いなし。夏の定番ですが、オフィスの空気が乾燥する冬場もいいかもしれません」
『雲月』の小松こんぶ・御所ふりかけ桐箱入り詰合せ
京都の北・光悦寺のそばにある『雲月』。この懐石料理のなかから生まれた小松こんぶは、やわらかくあっさりとした上品な味わい。伊勢・波切の「かつおの天ぱく」の本鰹節を使った「御所ふりかけ」もごはんとの相性抜群。
Photograph: Akina Okada
Text: Sachiko Ikeno