旬のおすすめ

寒色系でまとめるときは、
ちょっとした違和感をプラスしたい

2019.04.19

待ちに待った春の到来。分厚いコートはクローゼットにしまって、新しい季節にふさわしいフレッシュな服を着たい。そこでチャレンジしたいのは旬のカラーをまとったスタイリング。鮮やかな色を身につけて、気分を盛り上げよう。ビギナーから、難易度の高いカラーコーディネートに至るまで、全4回にわたって4つのコーディネートを紹介。

同系色の色でまとめたカラーコーディネートは、誰でもまねしやすく手軽にファッションを楽しめる方法だが、人と同じになるのはつまらない。今回はそんなコーディネート方法の一歩先を行くスタイリングを提案。

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パンツ¥30,000(ピーティゼロウーノ/PT JAPAN 03-5485-0058)ニットジャケット¥43,000(アンドレア フェンツィ/コロネット 03-5216-6521)Tシャツ¥9,000(ア ボンタージ)、ベルト¥9,800(パオロ アルビザッティ)、シューズ¥9,000(ライス/以上ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623

ネイビー系の色でまとめたカラーコーディネート。ボーダーTの上からニットジャケットをはおったべーシックなスタイリングだ。ニット素材のジャケット、インナーのボーダーという組み合わせできれいめな要素を残しながらも、肩肘張らないカジュアルなムードに。全身を寒色系で合わせることで落ち着きと、引き締まりを感じさせている。

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注目したいのはパンツ。仮にトラウザーの色もネイビーでそろえてしまうと、全体像がかなり暗い印象になってしまう。そこで合わせたのがグリーン系の色。同じ寒色系でそろえつつも、春らしい明るさを感じるカラーでいい意味での違和感をプラス。コーディネートのなかでもパンツという分量の多いパートでこういった色を合わせるのは至難の技だが、ほかをネイビーで合わせて全体を引き締めているからこそできるテクニックである。グリーンとネイビーの差を埋めるように、両色を使用したベルトを着用しているところも忘れてはならないポイントだ。

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

Photograph : Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling : Masahiro Tochigi (QUILT)
Text : Yuichiro Tsuji

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