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ファッショナブルに装うアウトドアテイスト
ナンガのダウン
【語れる、ダウン。11】

2019.11.27

繊細な感性を生かした、日本らしいモノづくり

電子機器、家電などでは海外勢に後れを取っている面があるが、某シャツメーカーがトラッドをよく知るニューヨークで繁昌しているというニュースを聞く限り、いまだ〝ジャパンクオリティー〞の神話は生きつづけているように思う。その証左として、日本ブランドのダウンは、〝微に入り細に入り〞の手の込みようがほかとは違う。

特に優れているところは、ダウンを湿気から守るという部分。ダウンは水に濡れると〝かさ〞が減り、空気を蓄えることができなくなり、防寒性が落ちてしまう。そこで各ブランドが生地の撥水性を高めたり、水の 浸入を防ぐべく縫い目を無くす手法を駆使したりと知恵を絞っている。日本ブランドゆえ、サイズ選びに困らないという点は言わずもがな。

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¥40,500/ナンガ

マイナーチェンジを繰り返し、現在では4代目となるシグネチャーモデル「オーロラダウンジャケット」。雨水に強い素材を使った寝袋が欲しいというニーズから生まれたオリジナル素材の“オーロラテックス®”を使用。防水透湿性を兼ね備え、羽毛の濡れを防ぎ、保温性を維持できる。

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オリジナルの表地は40デニールのナイロンタフタ素材。引き裂き耐性をもたせたリップストップ仕様で、タフなムードも備える。総重量は650gと軽量。

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1941年、近江真綿布団を扱う寝具メーカーとして創業。ダウンは超軟水による洗浄に定評がある「河田フェザー」のもの。永久保証が付くのもここならでは。

問/ナンガ(ナンガ 03-6384-5988

掲載した商品は税抜き価格です。

アエラスタイルマガジンVOL.45 WINTER 2019」より転載

Photograph:Tetsuya Niikura(SIGNO)
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK. STUDIO)
Edit & Text:Ryuta Morishita

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