カジュアルウェア
信頼の置けるジャパンメイドの品々⑥。
新しい時代に欲しいもの。10
2020.12.14
先行きが不透明なこれからの時代に、手に入れたくなるものとはなんだろう。それはきっと、体だけではなく、心にもフィットするもの。晴れやかな気分になる、自信がわいてくる、足取りが軽くなる……。新しいエッセンシャルなアイテムが、前向きな自分像をつくり上げる。
ジャパンメイドは信頼の証し。しかし、ことファッションでは、それだけでは手が伸びない。こだ わりのクオリティーにプラスして、 身に着けたいと思わせるしゃれ感がなくては。これからの新しい時代に欲しくなるものを全国津々浦々で大調査。地域に根ざした確かな生産背景と、よりよいものをつくりたい志から誕生したアイテムは、新しさを求めるファッション好きの好奇心を満たしてくれる。
KINOSUKE KOUYA(喜之助紺屋)
野川染織工業が創業100周年を迎えた2014年に初代の屋号、喜之助紺屋の名でブランドをスタート。右は武士に好まれた褐色(かちいろ)を限界まで色濃く染めた藍の色で表現。経年による色の変化を楽しめる。左のTシャツにも藍染製品づくりの経験が生かされている。
JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ)
ジーンズの名産地として知られる岡山県倉敷市。ジャパンブルージーンズはかの地にて2011年に誕生。ジーンズに負けず、タイのバナナ繊維とコートジボワール綿をブレンドしたオリジナルの「バナナコットンシャンブレー」のシャツも世界を驚かせるほどのクオリティー。
掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
Photograph: Masanori Akao(whiteSTOUT)
Styling: Masayuki Sakurai , Akihiro Mizumoto
Hair & Make-up: Masayuki(The VOICE)
Edit & Text: Kenji Washio