カジュアルウェア

重ね着コーディネートでマンネリを解消!
レイヤードスタイルのポイントを解説

2021.11.09

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衣服のコーディネート例として、しばしば見かけるレイヤード(重ね着)スタイル。同じアイテムでも、上手に重ね着することで違った印象になれるこのファッションスタイルは、コーディネートの幅を広げてくれます。

しかし、いざ挑戦しようとしてもコツがいまいちわからない……と鏡の前で首をひねる方がいるのではないでしょうか。この記事では、重ね着コーディネートのポイントやアイテムごとの着こなし例について解説します。

重ね着のコーディネートのポイントとは?

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まずは、重ね着のコーディネートをするうえで押さえておきたいポイントについて見ていきましょう。

色の異なるアイテムを組み合わせる

重ね着コーディネートのコツとしてまず挙げられるのが、異なる色のアイテムの組み合わせです。色の系統が近いものから正反対の組み合わせまで、さまざまなカラーコーディネートがありますが、代表的なのは濃い色×薄い色の組み合わせです。

たとえばシャツ×カットソーの組み合わせなら、ネイビー×白、グレー×白、ブラック×白など、白をアクセントにした組み合わせが人気です。

また、赤やオレンジなどのビビッドカラーを組み合わせたい場合は、重ねたときに面積の少なくなるアイテムを選びましょう。重ねた服の下からちらりと見せれば、コーディネートのポイント、いわゆる「差し色」になります。

柄物のアイテムも同様に、無地のアイテムの下に着て襟元や裾をのぞかせることで、おしゃれな印象が効果的にアピールできます。

色の異なるアイテムを組み合わせるとき、注意したいのが色の数。多すぎると統一感がなくなってしまうので、2色か3色までに抑えるのがおすすめです

異素材のアイテムを組み合わせる

レイヤードスタイルでは、重ねるアイテムのコントラストをいかに上手に見せるかというところが重要です。先ほど触れたように、濃い色と薄い色を組み合わせるのが人気の方法ですが、質感の違う素材をうまく組み合せてもおしゃれに見えます。

たとえば、ケーブルニットのセーターとシャツの組み合わせ。温かみのあるニットの下からさらりとした質感のシャツの襟元や袖をのぞかせることで、きちんとした印象になります。この組み合わせは、テーラードジャケットやコートなどとも好相性です。

冬の装いなら、コートとジャケット、インナーそれぞれが違う素材のものを組み合わせてもいいでしょう。たとえば、コットンシャツにツイードのジャケットを組み合わせ、上からウールのコートをはおれば三層のレイヤードに。

ほかにもジャージー素材やボア素材を使ったパーカの下から薄手のシャツの裾を見せたり、ダウンベストとカットソーを組み合わせたりするのもおすすめです。

サイズ違いのアイテムを組み合わせる

重ね着コーディネートでは、サイズ違いのアイテムを組み合わせることも考えられます。その際、重ねたアイテムが見えるように、下には着丈や袖が長めのものを選ぶのが基本的な組み合わせ方です。

代表的なのは、ニットベストとシャツの組み合わせです。また、最近ではショート丈のニットセーターの下から長めのシャツの裾をのぞかせるコーディネートも人気です。

Tシャツを重ね着するという一見ラフなレイヤードスタイルでも、下が長袖、上に着るものが五分袖なら小技の利いたコーディネートになります。

また、薄手のタートルネックのニットセーターの上にクルーネックセーターを重ねれば、上品な大人の休日スタイルが演出できます。

着丈の違うアイテムを組み合わせるときは、全身のバランスを遠目のアングルでチェックしてください。さらに、ストールを巻いたりパンツの裾丈を変えたりすることで、全体のバランスを調節できることも覚えておきましょう。

サイズやアイテム選びなどメンズアウターの着こなし例

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ここからは、数あるアイテムのなかからアウターに絞ってレイヤードスタイルの着こなし例を紹介します。

テーラードジャケット×Tシャツ

まずは、軽快なスタイルに欠かせないテーラードジャケットのレイヤードスタイル。

たとえば、白Tシャツとテーラードジャケットは、きちんとした印象ながらも遊びのある定番スタイルです。中に着るTシャツはタイトなシルエットを選びましょう。

首元はクルーネックのものがおすすめですが、胸元が開きすぎないものならVネックもいいでしょう。また、Tシャツの着丈が長すぎると、全体のバランスを取るのが難しくなるので注意が必要です。

シンプルな組み合わせがマンネリ化してきたという方は、中のTシャツをボーダーにしてみたり、首にネッカチーフを巻いてみたり、カーディガンやベストを挟んだりしてコーディネートに変化をつけてみるのも一案です。

このように、差し柄や差し色として使うアイテムにはビビッドな単色や華やかな柄ものがおすすめ。色柄でコントラストをつける分、ジャケットやTシャツとは生地感がなじむものを選ぶのがコツです。

テーラードジャケット×シャツ

テーラードジャケットはシャツとも好相性。Tシャツよりも端正な印象が強くなるので、カジュアルOKのオフィスやレストランに出向くときにおすすめの組み合わせです。

たとえば、白いシャツとネイビーのテーラードジャケットの組み合わせはスーツでもよく見かける配色ですが、ざっくりとした生地感のダンガリーシャツとリネン素材のテーラードなら、スーツスタイルよりもカジュアルな印象になります。

この組み合わせでは、シャツをインするかどうかで全体の印象も変わります。シャツインした場合は清楚なイメージに。シャツの裾を出すと、こなれたイメージになります。

シャツとテーラードジャケットの組み合わせにニットセーターをプラスするのもまた、定番のレイヤードスタイルです。この際、採り入れるのはクルーネックのセーターがおすすめ。シャツの襟元をのぞかせるように重ねると、上品にまとまります。

また、Tシャツと重ねるときと同じく、柄のシャツを中に着ると適度なアクセントになります。

シャツジャケット×Tシャツ

テーラードよりもカジュアルな印象が強く、さらりと着こなせるシャツジャケットは、春夏のコーディネートにおすすめのアイテム。ジーンズやチノパンと合わせて、ラフなスタイルを演出したいところです。

たとえば、オリーブグリーンのシャツジャケットに黒のTシャツ、ベージュのチノパンの組み合わせ。ミリタリー色の強いシャツジャケットを黒の差し色でバランスよく引き締めます。このとき、ベルトやシューズも黒を選べば統一感が生まれます。

ブルーの爽やかなシャツジャケットなら、白いTシャツとブルーデニムを組み合わせましょう。このときも、シューズはインナーに合わせて白を選びます。また、中に着るTシャツをボーダー柄にすれば、ぐっとマリンテイストに。バンダナやネッカチーフなどの小物で遊び心を演出するのもおすすめです。

また、シャツジャケットを採り入れる際、ボトムスはアンクルパンツなど足首が見えるものが好相性。デニムの裾を軽くロールアップしてもいいでしょう。

チェスターコート×テーラードジャケット×シャツ

冬用アウターとして人気の高いチェスターコート。ビジネススーツと相性抜群のアイテムですが、カジュアルスタイルでも活躍します。

定番なのはテーラードジャケットにシャツという組み合わせ。セーターやニットカーディガン、ベストと重ねれば、トラッドな冬のレイヤードスタイルが完成します。トップスにボリュームが出る分、ボトムスはテーパードパンツやアンクルパンツなどすっきりとしたシルエットのものがおすすめです。

また、このとき、コートやジャケットに柄物を選ぶのもあり。色や柄をアクセントにするときは、そのほかのアイテムを同系色でまとめたり、柄のなかの一色とほかのアイテムの色とそろえたりするのがレイヤードのコツです。

たとえば、キャメルのコートなら中に着るアイテムはブラックでそろえる、ライトグレーのジャケットやベストの上に黒のコートをはおるなど、2色か3色に抑えるとコントラストが映えるコーディネートに。

ビビッドな色のネクタイやチーフでも遊んでみるのもいいでしょう。

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