接待と手土産

「辰屋」の神戸ビーフ
自慢の手土産 #89

2022.06.21

写真・図版

この道60年、神戸牛にこだわる店主が選んだすき焼き肉

6月スタートの手土産のテーマは「華やぎの食卓」。もらったとたんに歓声を上げたくなる、華やかでおいしいギフトを、大切な身内や親しい友人に日頃の感謝と共に贈ってみてはいかがだろう。

第1弾は、聞くだけでテンションが上がる神戸ビーフ専門店「辰屋」の「神戸牛 すき焼き肉 極上」だ。神戸に店を構え、神戸ビーフのみを扱う辰屋4代目の辰巳真一さんは、世界に誇れる最高の肉だと話す。先祖代々が兵庫県生まれ、兵庫県育ちという純血を保った但馬牛を、恵まれた環境、良質の水、高度な肥育技術を駆使して育てた雌牛、もしくは去勢牛で、牛肉になった状態で霜降りの度合い、肉質等級、重量制限などの細かな基準をクリアしたものだけが神戸ビーフを名乗ることができる。ブランド和牛のなかでも最も厳しいといわれる狭き門をくぐり抜けてきた牛肉だ。

ステーキ用から固まり肉までバラエティーに富む肉を扱っているが、贈り物には家庭でも扱いやすい、すき焼きもしくはしゃぶしゃぶ用の薄切り肉がお薦めだ。ここで赤身か霜降りかを迷うが、まずは、肉の味わいをしっかりと感じられる赤身のすき焼き肉を味わってほしい。

通常より少々厚めに切られたすき焼き肉は、ぜひ店主が薦める関西風のすき焼きで。付属の牛脂を鉄鍋で溶かし、十分に熱してから肉を投入し、色が変わってきたら、ほどよい分量の砂糖を入れる。ふつふつとしてきたところに醤油、酒を加えれば、その時点でもうたまらなく良い香りがしてくる。甘辛の味に負けないパンチのある肉のうま味。そのうま味を吸ったしらたきや野菜がまた絶品なのだ。

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