接待と手土産

「林屋」の焼あゆ
自慢の手土産 #90

2022.06.28

写真・図版

細心の注意で育てた鮎を、職人技で焼き上げたワンランク上のギフト

味よし、香りよし、姿よしの三拍子そろった贈り物が「林屋」の「焼あゆ」だ。「西の四万十、東の那珂川」という言葉があるように、那珂川は日本屈指の清流として知られる川魚の宝庫。その川で漁を営む川漁師から鮎を仕入れ、それを市場に卸す商いが、「林屋」の始まりだ。創業は1964年。今は2代目小林 博さんが家業を守っている。

天然遡上の鮎で知られる那珂川だが、漁から養殖へと主流が移り変わるなかで、「林屋」も鮎の養殖を手掛けるようになる。ただ、天然の上物だけを扱ってきた林屋のこだわりは並々ならない。清らかな水があってこそおいしい鮎は育つという考えから、那珂川の恵みを最大限に生かしながら、例えば養殖場に出入りする者を制限するなど、病気を防ぐために衛生面も徹底。欲張らない収穫量を心掛け、鮎にとって快適な環境を保ち、ストレスフリーで元気な鮎を育てるようにしているという。

夏の魚というイメージの強い鮎だが、養殖を手掛けることで、春先は「稚鮎」、4月から5月にかけては「早月(さつき)鮎」、6月ごろは脂が乗りはじめた「若鮎」、夏にかけて十分に成長した「成魚」、そして夏の終わりに産卵期を迎えた「子持鮎」まで、春から秋まで季節ごとの鮎を楽しむことを提案している。

次ページ香ばしい香りとともに味わう「焼きあゆ」

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