接待と手土産

「天城軍鶏」の天城軍鶏セット
すべて実食!自慢の手土産 #91

2022.07.05

「天城軍鶏」の天城軍鶏セット<br>すべて実食!自慢の手土産 #91

愛情たっぷりで育てられ、かみ締めるごとに深い味わい。

豊かな自然の中、平飼いで育てられ、飼育日数はブロイラーの3倍以上の110日から140日にもなる「天城軍鶏」は、触っただけで通常のブロイラーとの違いは歴然。一流シェフも認めるプロ愛用の鶏肉だ。自由に歩き回るので、当然筋肉が体に付く。そのため決して柔らかな肉ではないが、身が引き締まっていて、かみ締めるとうま味がじゅわっと口の中で広がるのだ。

丸どり一羽など、商品のラインアップはいくつもあるが、初めての人に贈るなら「天城軍鶏生肉メス(大、ガラなし)」が扱いやすい。もも、ムネ、ササミが2枚ずつ、個体差はあるがおよそ1kg前後の生肉が冷蔵の真空パックで届く。

この飛び切りおいしい軍鶏を存分に味わうには、シンプルな鍋料理がお薦めだ。この猛暑が続くなかで、鍋か、と思う人もいるだろうが、もちろん塩焼きでも、バーベキューでも文句のつけようがない。ただ鍋の場合は、肉はもちろん、うま味を吸った野菜がなんともおいしくて、余すところなく味わえるのだ。

引く手あまたのこの天城軍鶏を育てるのは、鶏舎のオーナーとしては3代目に当たる堀江利彰さん。元々は卵と食用のブロイラーを卸していたが、外国産などとの価格競争が激しくなるなかで、それなら反対においしい鶏を育てることにこだわろうと考え、比内地鶏、名古屋コーチン、薩摩地鶏の三大地鶏にも負けない鶏を目指したのが始まりだそう。

次ページ引く手あまたの軍鶏のおいしさの秘密

1 2 Next

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. ためらわない美のホテル<br>パーク ハイアット 東京が選んだ<br>全く新しいリニューアルの姿【前編】

    ためらわない美のホテル
    パーク ハイアット 東京が選んだ
    全く新しいリニューアルの姿【前編】

    週末の過ごし方

    2025.12.16

  2. 「三本珈琲×京都祇園 仁々木」の鼓翼。<br>すべて実食! 自慢の手土産 #156

    「三本珈琲×京都祇園 仁々木」の鼓翼。
    すべて実食! 自慢の手土産 #156

    接待と手土産

    2025.12.18

  3. 伝統を継承 さらに100年先へ<br>軽井沢・万平ホテルの進化

    伝統を継承 さらに100年先へ
    軽井沢・万平ホテルの進化

    週末の過ごし方

    2025.12.19

  4. 星のや富士にて、自身を顧みて、未来を見据える<br>町田啓太と過ごす、豊かな森の時間。[後編]

    星のや富士にて、自身を顧みて、未来を見据える
    町田啓太と過ごす、豊かな森の時間。[後編]

    特別インタビュー

    2025.12.15

  5. 雪が降らないと買えない?<br>満月を象徴する「MOONSWATCH」の新作登場。

    雪が降らないと買えない?
    満月を象徴する「MOONSWATCH」の新作登場。

    腕時計

    2025.12.16

紳士の雑学