カジュアルウェア

【マーガレット・ハウエル】秋から冬に活躍。
スタイルを決める“主役級”カーディガンvol.3

2024.10.22

【マーガレット・ハウエル】秋から冬に活躍。<br>スタイルを決める“主役級”カーディガンvol.3
カーディガン¥58,300、シャツ¥42,900、パンツ¥44,000、タイ¥24,200、ベルト¥25,300/すべてマーガレット・ハウエル

「ファッションの秋」とはよく言ったもので、厳しい寒さを凌ぐヘビーアウター必須の真冬になるまで、さまざまなスタイルや着こなしを楽しめるのがこの季節の醍醐味(だいごみ)だ。なかでもアエラスタイルマガジンが、今期おすすめしたいのがカーディガン。気温やシチュエーションに応じて簡単に脱ぎ着ができ、インナーとのレイヤードやボタンの開け閉めで、異なる表情を演出できるのも魅力だ。素材はもちろん、襟型や編み柄など千差万別あるなかで、各ブランドから厳選したおすすめの一枚を、その着こなしと併せて紹介しよう。

ラグランスリーブの袖付けも含めて、ゆったりとしたサイズ感がリラックスムードを醸すマーガレット・ハウエルのカーディガン。上下でトーンをそろえたトラウザーズは、ビンテージチノをベースにしたオーセンティックなデザイン。フロントプリーツ入りのゆったりとした腰まわりから緩やかにテーパードするシルエットが、クラシカルなスタイルを助長する。

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防縮加工を施した梳毛糸(そうもうし)で編み立てたカーディガン。ふくよかな風合いに加え、よく目を凝らすと濃淡の異なる2色がメランジ状に入り混じっており、奥行きのあるニュアンスを添える。写真のダークブラウンとクリーンに装えるネイビーの2色展開。

インナーには、ピッチ幅の大きいホワイト×ブラックのオルタネートストライプ柄のシャツを合わせてタイドアップ。“ウィンドウ・ペン”の窓枠のなかにグレンチェックを配したようなレトロクラシックな柄行きも含めて、牧歌的なムードのカーディガンがぐっと新鮮に映る。

シャツのストライプとネクタイのチェックを掛け合わせた「パターン・オン・パターン」のテクニックだが、意外と難易度は高くない。おすすめは、写真のような大判柄×細かな柄を組み合わせることで、無理なく自然となじむ。今回の場合、ネクタイのチェックがブラウンを基調としており、カーディガンの色を拾って上手く繋いでいるのも効果的。色合いがどうしても重くなりがちな秋冬の季節は、こんな柄遊びにトライすると、ぐっとおしゃれも楽しくなるはずだ。

問/マーガレット・ハウエル 03-5785-6445

掲載した商品はすべて税込み価格です。

Photograph: Satoru Tada(Rooster)
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: Ken Yoshimura
Text: Tetsuya Sato

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