週末の過ごし方
世界7都市で開催される美酒美食の旅!
山梨銘醸・七賢とアラン・デュカスがコラボした、
日本酒とペアリングの特別ディナーが開催中。
2024.11.05
創業1750年の山梨銘醸・七賢(やまなしめいじょう・しちけん)が、本格的なビストロから三つ星レストランまで世界11カ国で約30のレストランを統括するAlain Ducasse(アラン・デュカス)と再びタッグ。
2021年には食前酒にふさわしい日本酒「Alain Ducasse Sparkling Sake(アラン・デュカス・スパークリング・サケ)https://asm.asahi.com/article/14790756」を、2023年には持続可能な社会への貢献を視野に、食後酒またはカクテルにできる「Alain Ducasse Sustainable Spirit(アラン・デュカス・サステナブル・スピリッツ)https://asm.asahi.com/article/15045910」を共同開発。共に認め合い、日本とフランスの新たな価値を共創する信頼関係のもとコラボレーションを重ねてきた。
3度目となる今回のコラボは、世界で展開しているアラン・デュカスのレストランのうち7都市で、日本酒とペアリングしたひと晩限りの特別なディナー「七賢 × アラン・デュカス 世界を巡る美酒美食 ワールドツアー」を開催。7カ国を巡り、各レストランのシェフたちが、一夜限りの日本酒とフランス料理の最上のペアリングを提案する。
今回の饗宴(きょうえん)に花を添えたのは、1582年創業の印傳(いんでん ※1)屋 https://www.inden-ya.co.jp/ が製作したメニューカバー。
※1 印傳とは、鹿革に漆で模様を施した日本の伝統工芸品。
今回のワールドツアーのために、「アラン・デュカス・スパークリング・サケ」のラベルにちなんだ波紋のデザインを施した特別なメニューカバーになっており、アラン・デュカスの料理をほうふつとさせる地中海に、七賢が誇る地元白州の名水を、連なり、共鳴し合う波として表現されたデザインを、漆で鹿革に描き、訪れるディナー客への贈り物として、各国のレストランのテーブルを彩る。
アラン・デュカスは、「日本とこの土地への愛着から4年前に北原家と出会いました。山梨県はその地方の豊かさだけではなく、そこで出会った素晴らしい人々のおかげで、私の心に最も近い地域のひとつです。この出会いから、2つのユニークなプロダクトが生まれました。それはスパークリング・サケと100%持続可能なサステナブル・スピリッツです。今回の世界ツアーは、私の各地のレストランを巡るユニークなプロジェクトであり、東京からニューヨークまで、七賢の13代にわたる職人技とフランス料理の神髄を共有し、山梨の酒を未来へと投影してくれるでしょう」とコメント。
代表取締役社長である北原対馬(きたはら つしま)は、「ワールドツアーの目的は、日本酒の高付加価値化と国際化を図ることです。日本酒が日本食だけでなく、現地の料理とも合うことを示す取り組みが必要であり、日本酒とフランス料理の組み合わせは、日本酒を新たなステージに昇華させる可能性を秘めています。七賢の酒とアラン・デュカスの料理は、持続可能な成長を目指し、自然の恵みに感謝する精神を共有しています。両者とも先代から受け継いだ伝統を未来にわたって大切に継承し、現代のお客さまに豊かな体験を提供しています。このツアーを通じて、日本酒の将来性と日本文化の素晴らしさを世界の美食家に伝えたいと考えています」とコメントした。
問/山梨銘醸株式会社 0551-35-2236
取材協力/山梨銘醸株式会社
Text:AERA STYLE MAGAZINE