週末の過ごし方
七賢とアラン・デュカスが新たな価値を共創!
持続可能な未来を象徴する
「アラン・デュカス・サステナブル・スピリッツ」。
2023.11.06
1750年創業の「七賢 山梨銘醸(しちけん やまなしめいじょう)」と本格的なビストロから三つ星レストランまで世界11カ国で約30のレストランを統括するAlain Ducasse(アラン・デュカス)がコラボレーション。
オリジナルスピリッツ「Alain Ducasse Sustainable Spirit(アラン・デュカス・サステナブル・スピリッツ)」が2023年12月1日(金)に発売される。国内では山梨銘醸七賢の蔵内販売店および七賢公式オンラインショップ、百貨店、専門店などで販売予定。
山梨が誇る老舗酒蔵とフランスを代表するグランシェフのタッグは、2021年のスパークリング日本酒「Alain Ducasse Sparkling Sake(アラン・デュカス スパークリング サケ)」でも大きな話題を呼んだが、その最新作が日本酒の搾り粕である酒粕のもつ華やかな香りを有するアルコールを蒸留した焼酎(スピリッツ)。同じく白州の地でウイスキー造りを行うサントリー白州蒸溜所の樽で熟成させることで、ほかにはないスペシャルな蒸留酒が生まれた。
七賢の拠点は、南アルプスの中心である白州。ミネラル分を多く含んだ甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)の雪解け水と選りすぐりの米からなる酒粕由来の焼酎が、ウイスキー樽に数年寝かせることでさらなる価値を生み出した。
このスピリッツの特徴は革新的な製造方法だけにとどまらない。これまで産業廃棄物として処理されてきた酒粕の可能性を引き出す、SDGs(エス・ディー・ジーズ)の発想に基づいたプロジェクトであるのも大きなポイントだ。
蒸留後の酒粕は米の栄養が凝縮されているため山梨県の和牛の飼料として利用、さらにその堆肥は田畑へと、白州を巡る循環型エコシステムを確立させたことに加え、蒸留過程で使用する電力はグリーンエネルギー(水力発電)を使用している点も見逃せない。
「アラン・デュカス・サステナブル・スピリッツ」は、ロックや炭酸割りでシンプルに味わうほか、カクテルのベースにもおすすめ。特設サイトでは、オリジナルのカクテルレシピを公開中。アラン・デュカスのソムリエが紹介する極上のカクテルも、ぜひお楽しみいただきたい。
掲載した商品は税込み価格です。
問/山梨銘醸株式会社 0551-35-2236
取材協力/山梨銘醸株式会社
Text:AERA STYLE MAGAZINE