カジュアルウェア

バーバリー、バブアーに次ぐ人気爆上がり中の英国老舗ブランド、バラクータ。
春アウターに最適の一着をビームスで発見!
ファッショントレンドスナップ 211

2025.04.02

バーバリー、バブアーに次ぐ人気爆上がり中の英国老舗ブランド、バラクータ。<br>春アウターに最適の一着をビームスで発見!<br>ファッショントレンドスナップ 211

メンズファッション界ではトレンドに左右されない絶対的な定番が存在します。なかでもイギリスのブランドには、時代を超えて長く愛されているものが多く、日本ではビンテージをコレクションするマニア、トレンドをプラスした最新モデルを着てSNSにアップするファッション系インフルエンサーなどさまざまなファンがいます。

代表的なブランドおよびアイテムは、バーバリーのトレンチコート、バブアーのワックスジャケットなど。その人気は陰ることなく、イギリスブランドの東西横綱といった感じですが、その座を猛追している大関級の老舗ブランドがあります。

スナップ211_バラクータのブルゾン 500_1

1937年創業のバラクータのブルゾンが、今回の主役。日本では、バーバリーやバブアーに比べると知名度が劣りますが、ファッションに興味を持っている方なら、ブランドロゴや、服のデザインに見覚えのある方が多いのではないでしょうか。

スナップ211_襟のデザイン 1050_2
これがバラクータのブルゾンに共通する襟のデザイン。犬の耳のように見えることからドッグイヤーカラーと呼ばれています。インナーをTシャツのようなシンプルなものにしても、このデザインのおかげで上半身にポイントができお洒落な雰囲気が出せます。
スナップ211_閉じる事ができる 500_3
襟の先には、二つボタンが付いていて上の画像のように閉じることができます。強風のときや、急に冷え込んだときに便利。この辺は、ゴルフ用に開発されたG9と共通しているバラクータのアイコン的なデザイン。

実はこのブランドの定番ブルゾンは、1960年代に日本で大流行したアイビーファッションのマストアイテムのひとつとしてブレーク。スイングトップ(和製英語)という名前で広がりました。最も有名なモデルはG9(ジーナイン)と呼ばれ、襟の前合わせ部分が飛び出している「ドッグイヤーカラー」が特徴。元々は、厳しい天候のなかでもゴルフを楽しみたいと考えた創業者兄弟が考案したものなので、冷気や霧雨を防ぐためにそで口と裾周りにリブが付いています。

スナップ211_ブルゾン 500_4
肩はコートなどによく使われているラグランスリーブ。このパターンにすることで肩周りがコンパクトに収まり、裾にかけて広がりながら奇麗な生地の落ち感が出せます。トレンドのルーズフィットコーデも簡単に決まるはず。 G4ナイロン ショート ブルゾン¥29,700/バラクータ(ビームス ハウス 丸の内 03-5220-8686 https://www.beams.co.jp

実は今回フォーカスするのは、G9ではなく1990年代にデビューした後発のG4。なぜこちらかというと、昨今のドレススタイルにはG4のほうが合わせやすいというのをビームスの2025年春夏展示会でプレスの芹沢良輔さんに解説してもらったから。

スナップ211_コーディネート 500_5
ゴルフやドライブ以外のさまざまなシーンで活躍する汎用性の高いデザインで、カラーがブラックなのでコーディネートで悩むこともほとんどないはず。前身のファスナーはダブルジップなので、カジュアル感を盛ることも可能。

「G9とは違い裾にリブがないので、程よくゆとりのあるシルエットを生かしたトレンド感あるスタイリングができます。裾にドローコードが付いていて、ゴルフでも使えます。素材は定番のコットンではなく、マイクロリップストップというナイロンを高密度で細かい格子柄の模様が浮かび上がるように織り上げた特殊な生地。軽量で耐久性が高く、快適な着心地がポイントです。それに、カラーがブラックなので、クラシック系からモード系まで幅広い着こなしができるのも見逃せません。春先から梅雨までのさまざまなシーンで活躍するブルゾンです」

盛りだくさんの展示会のサンプルのなかでも、独特の存在感を放っていたこのブルゾン。芹沢さんが着用したのを見たら、よりその魅力がよくわかりました。個人的にはどことなく、プラダやジルサンダーのようなトレンド感がにじみ出ているように見えるのですが……
※あくまで個人的な感想ですので、あしからず。

スナップ211_織りネーム 1050_6
1937年にジョン・ミラーとアイザック・ミラーの兄弟によって、イギリスのマンチェスター郊外のオールド・トラフォードで創業。このモデルは、バラクータならではのタータンチェックの裏地が付かない仕様。そのため超軽量でコンパクトにたためます。通常は背中心の上部に付くこの織りネームは、ポケットの裏側に。イギリスならではの伝統的なデザインにグッとくるのは私だけ?

掲載した商品はすべて税込み価格です。

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Photograph & Text:Yoichi Onishi

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