カジュアルウェア
【すべてユニクロ】賢くリーズナブルに装う、
盛夏のビジカジスタイルvol.1
(PR会社勤務の場合)
2025.07.14

リーズナブルにおしゃれを楽しむうえで、ユニクロはもはや欠かせない存在。もちろんビジネスパーソンにとってもそれは例外ではない。スーツはもちろん、ネクタイや革小物などトータルで展開しており、ビジネスウエアを全身ユニクロでそろえることだって可能だ。今回、オール ユニクロ商品を使った夏のビジカジスタイルを全5回にわたり提案。OFFシーンにも使えるアイテムや着こなしのテクニックなど、ビジカジのスタイルサンプルとしてだけでなく、着回しという点でも参考になるはずだ。

本連載では、TPOに即した装いとユニクロ商品の豊富なバリエーションを把握してもらうために、スタイリストの仲唐英俊氏には、それぞれ職業の異なる硬軟織り交ぜたビジカジスタイルを依頼。それを基に架空の人物像をプロファイリングしてみたので、職種やビジネススタイルとの類似点から、自身に合ったコーデを探ってみてはいかがだろう。
奥山泰志郎(PR会社勤務) |
きちんと感があり、清爽な雰囲気を醸すストライプシャツをメインに、デニムパンツを合わせたスタイル。シャツは、希少な超長綿を使用したコットン100%生地を採用したもの。ブロード特有の程よい光沢感は、カジュアルなオックスフォード地と比べて、より上品に装える。
インナーはユニクロ ユーの「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」。接触冷感機能を備えているので、盛夏でも涼やかな着心地に。やや首元の詰まったクルーネックとユニクロ ユーらしい絶妙なペールトーンは、下着感もないので写真のようにボタンを開けて着ても品よく様になる。ボタンダウンやカフスボタンを外してこなれ感を演出しつつ、同じロンドンストライプ柄でも定番のブルー系ではなく、ダークグリーンをチョイスすることでさりげない個性も演出できるだろう。

ボトムスには、太もも周りにゆとりを持たせてテーパードを利かせたバレルシルエットの「ワイドテーパードジーンズ」をチョイス。ストレートシルエットより、ぐっと今っぽく着こなすことができ、本格紳士靴はもちろん、ローカットスニーカーや近年、人気が再燃したクラークス ワラビーのようなスエードシューズとの相性も抜群だ。4色展開だが、ビジカジスタイルを考慮するならば、リジッドもしくは濃紺が望ましいだろう。
ベルトはデニムとも好相性な「レザーメッシュベルト」を合わせ、小物にはサングラス(「クラウンパント 34ブラウン」)とショルダーバッグを用意した。これからの季節必須のサングラスは、紫外線を99%カットするUVレンズに加え、曇り止め加工と目の疲れに影響を及ぼすブルーライトを約25%低減する機能付き。税込1,990という圧倒的なコストパフォーマンスを考えると、カラー違いで複数そろえるのもおすすめ。サングラスと言っても目元の表情がわかる薄いレンズカラーなので、服装規定のない仕事ならオフィス空間にも馴染むはずだ。
外出先での作業も多いビジネスパーソンにとって、ノートPCが収まる大容量バッグはマストである。こちらはユニクロ:シーの「2WAYユーティリティバッグ」で、1泊2日程度の旅行にも使えるサイズ感。手持ち、肩掛け、斜め掛けにも対応するのでその日の装いに合わせて持ち方を変えられるほか、マットな質感がビジネスに不可欠な落ち着きを添える。
エアリズムTシャツと長袖シャツの組み合わせは、汗を吸いすぎるコットン100%のTシャツよりも快適に過ごせる。汗染みの目立つTシャツ姿より、涼しい顔してスマートに振る舞うほうが、クライアントからの印象もぐっとよくなるに違いない。
問/ユニクロ 0120-170-296
掲載した商品は税込み価格です。
Photograph: Yuki Kina
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: Ken Yoshimura
Text: Tetsuya Sato