カジュアルウェア
往年のジャズマンの勇姿がよみがえる、
ザ ビーチ ギャラリーのTシャツ。
2025.07.15

軽装ゆえに着こなしの手数が減るサマースタイルにおいて、主役となるアイテムの代表格がTシャツだ。色柄はもちろん、シルエットや素材使いで魅了するものもあれば、「それ、どこの?」なんて会話をきっかけに、コミュニケーションツールとして機能するものまで、選択肢は数限りない。そこでこの夏おすすめの一枚を、ラグジュアリー/ハイブランドをはじめ、自己表現を後押しするアートT、さらにこだわりのお店のスーベニアTシャツまで厳選して紹介しよう。
音楽プロデューサー・井出 靖主宰のグランドギャラリーにおいて、今年1月、JAZZに焦点を当て、オリジナルのヴィンテージ・ポスターを中心に、約450点を掲載した書籍 『VINTAGE JAZZ POSTER SCRAP』の刊行記念として開催されたエキシビション「BLUE NOTE. ECM. VERVE etc RECORD LABEL POSTER EXHIBITION」展。 写真の Tシャツは、本展のために製作された限定マーチTシャツである。
2024年に逝去した日本を代表するジャズ・フォトグラファーであり、新宿靖国通りにあるJAZZ喫茶「DUG」の創業者でもある、中平穂積の写真集『JAZZ GIANTS 1961-2013』(東京キララ社)に収められた作品からジャズピアニストのキース・ジャレットのモノクロフォトをプリントした。背面には、クインシー・ジョーンズのアルバムタイトルでもあり、本アイテムを象徴するメッセージ“This is how i feel about Jazz(私の考えるジャズ)”が、小さくプリントされている。なお、こちらのキース・ジャレットのほかに、ビル・エヴァンス、マイルス・デイヴィスのフォトTも展開しており、いずれもストックがごくわずかとなっているので、気になる方はお早めにチェックを。
問/THE BEACH GALLERY. https://grandgallerystore.com
掲載した商品は税込み価格です。
Text: Tetsuya Sato