カジュアルウェア
レイドバックなムードへと誘う、
永井 博 × TOKYO FMのTシャツ。
2025.07.18

軽装ゆえに着こなしの手数が減るサマースタイルにおいて、主役となるアイテムの代表格がTシャツだ。色柄はもちろん、シルエットや素材使いで魅了するものもあれば、「それ、どこの?」なんて会話をきっかけに、コミュニケーションツールとして機能するものまで、選択肢は数限りない。そこでこの夏おすすめの一枚を、ラグジュアリー/ハイブランドをはじめ、自己表現を後押しするアートT、さらにこだわりのお店のスーベニアTシャツまで厳選して紹介しよう。
TOKYO FMが、2021年6月に開催したマンスリーキャンペーン『RADIO VACATION-TOKYO CITY POP-』のオリジナルTシャツ。残念ながらキャンペーン自体は終了しているが、根強い人気から、キャンペーンTシャツは継続的に販売されている。フロントに配したイラストは、大瀧詠一『A LONG VACATION』や、1980年にリリースされたサザンオールスターズの3カ月連続シングル(『いなせなロコモーション』『ジャズマン』『わすれじのレイド・バック』)などのジャケットカバーで知られる、巨匠・永井 博が描き下ろしたもの。モチーフとなっているのは、東京・半蔵門にあるTOKYO FMの社屋ビルで、西海岸風のロケーションとの対比がおもしろい。イラスト脇に小さく入れられた「TOKYO FM」ロゴが、どこか80年代の企業ノベルティをほうふつさせるなど、レイドバックなムードがグッとくる一枚。
問/TOKYO FM 公式ショッピングサイト https://shop.tfm.co.jp
掲載した商品は税込み価格です。
Text: Tetsuya Sato