お酒

Delamore Lodge(デラモア・ロッジ)
この島で日帰りは無粋?極上のほろ酔いステイ
【ニュージーランド、知られざるワインの島へ。】

2023.12.26

Delamore Lodge(デラモア・ロッジ)<br>この島で日帰りは無粋?極上のほろ酔いステイ<br>【ニュージーランド、知られざるワインの島へ。】
オハナケ湾を望むインフィニティプール。

オークランドから十分に日帰り可能なワイヘキ島だが、ここはあえて宿泊し、ゆとりを持って過ごしたい。刻一刻と変わる夕焼けや満天の星は、この島の記憶をより濃厚にしてくれる。

ビーチとブドウ畑を見下ろす高台の絶景リゾート!

オネロアの町と港を結ぶメインストリートを外れること車で数分。激しいアップダウンを繰り返すと、デラモア・ロッジの門が姿を現す。看板が表札のように控えめだったため、実のところ一度は個人宅かと見間違え、ホテルの前を通り過ぎてしまった。

しかし、エントランスを抜け、階段を下りてラウンジに着くと、そこには先ほどの門構えからは想像もできないほどの絶景が広がっていた。ワイヘキ島出身のオーナーもほれ込んだというこちらのロケーション。ビーチとブドウ畑、実にこの島らしい眺めを借景とし、プライベートテラスが設けられた客室は、室内も屋外も大変居心地がよい。どこか地中海リゾートを思わせるデザインだが、建築家のスティーブンソンさんもワイヘキ出身。島の自然に調和するようにと曲線的なデザインを用い、細部ではマオリの伝統的な釣具やシダの植物などローカルに根差したアートを採り入れる工夫をしている。

  • 1050_NZデラモアロッジ_ヴィラ
    2ベッドルーム、2バスルーム、テラスを備えたオーナーズ・ヴィラ。
  • 1050_NZデラモアロッジ_スイート
    全部で4部屋あるラグジュアリー・スイートは1泊NZ$1062(税込)から。

客室数は全6部屋。この規模ながらインフィニティプールやジェットスパ、サウナと、リラクセーション施設の充実には驚かされる。またスタッフのサービスも至れり尽くせりで、島内のワイナリーやレストランまでの送迎、さらに釣り用にプライベートボートのチャーターも相談できる。ワイヘキ島、いやニュージーランド随一のスモールラグジュアリーと聞いていたが、確かに疑いの余地は一切ない。

  • 400_NZデラモアロッジ_カナッペ
    夕方、ゲストに無料でふるまわれるカナッペ(オードブル)。
  • 400_NZデラモアロッジ_シェフ
    食に定評があるデラモア・ロッジのヘッドシェフ、グルービーさん。コース料理「トラスト・ザ・シェフ」は5皿でNZ$250。
400_NZデラモアロッジ_朝食
ハムやサーモンも自家製の朝食。

ひととおりリラックスしたら、夕方カナッペを楽しむためにラウンジへ足を運ぼう。ヘッドシェフのグルービーさんは東京やシドニーのレストランでも勤務歴があり、料理の引き出しの多さに感心する。ディナーには庭で取れたオリーブやマンダリン、タマリロなどが出されることも珍しくないそうだ。

客室に戻ると、部屋に置かれた赤ワインや冷蔵庫の中のクラフトビールもインクルーシブと知る。やれやれ、今日は一体何杯飲むのだろうか……。そう苦笑いしながら、コルクを抜く。ワインの島の余韻は、まだまだ終わりそうにない。

400_NZデラモアロッジ_俯瞰
大自然に囲まれたデラモア・ロッジ。周辺には数軒の邸宅しかない。

デラモア・ロッジ
83 Delamore Drive
https://www.delamorelodge.com/

<<推しワイナリー3選。Stonyridge Vineyard(ストーニーリッジ・ヴィンヤード)記事はこちら

「アエラスタイルマガジンVOL.55 AUTUMN/WINTER 2023」より転載

Photograph: Tomohito Ishimaru
Coordinate: Grooby Miko
Edit & Text: Keiichi Izawa

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