紳士の雑学

凛としたVゾーンでプレゼンを乗り切る

2017.10.04

スーツスタイルの要となるVゾーン。コーディネートの印象は、スーツ、タイ、シャツの組み合わせによって大きな差が出る。今回の企画では5着のスーツとともに、スタイリッシュなVゾーンの合わせ方を20日間にわたって披露。同時にやってはいけないNG例も紹介しつつスーツの着こなしテクニックを磨く。

取引先へのプレゼンテーションはいやが上にもプレッシャーを感じるもの。緊張を少しでもほぐすために、まずは格好から自信をつけたい。

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スーツ¥110,000(ソブリン/ザ ソブリンハウス 03-6212-2150)、シャツ¥35,000(アヴィーノ ラボラトリオ ナポレターナ/ザ ソブリンハウス 03-6212-2150)、タイ¥20,000(マッキントッシュ ロンドン/SANYO SHOKAI 0120-340-460<カスタマーサポート>)、タイバー¥9,000(フェアファクス/フェアファクスコレクティブ 03-3497-1281)

威厳があり、品性を感じるネイビーのソリッドスーツがベース。シャツはオックスフォードのボタンダウンで、タイはトレンドのグレンチェック柄をチョイス。タイの素材はツイードのような起毛感のあるもので、落ち着いた印象が特徴。モノトーンでシャープなスタイリングにしているのがポイント。タイバーを添えて、ささやかながら華やかさをプラスするのもおすすめだ。

間違えやすいNG例

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今回の着こなしでいちばん重要なポイントはタイの選び方。プレゼンテーションという大事なシーンでは、信頼感のあるスタイルで臨みたいもの。品のあるスーツに細身のタイという組み合わせはどうもチグハグになってしまう。ビジネスの場所という意味でも、スーツに合うタイをしっかりと選ぶことが成功への近道となる。

※掲載した商品はすべて税抜き価格です。

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Photograph:Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling:Masahiro Tochigi(QUILT)
Text:Yuichiro Tsuji

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