旅と暮らし
30年の時を経て甦った、フレグランスメゾン「ル ガリオン」
2017.07.26
1930年にナポレオンの子孫により、パリに誕生したフレグランスブランド「ル ガリオン」。1935年に伝説的な調香師ポール・ヴァシェールがオーナーに就任してからは「ミス・ディオール」や「ソルティレージュ」等、数々の名香を生み出し、フレグランスメゾンとしての地位を確固たるものとした。
そんな老舗メゾンであるが、最近「ル ガリオン」の名前を耳にしたことがあっただろうか。恐らくないだろう。その理由は、ポール・ヴァシェールが急逝し、1980年にアメリカの企業に売却され、フレグランス界から姿を消したからだ。ハリウッドセレブたちからも愛された最高のフレグランスであったにも関わらず、経営の拙(つたな)さからブランドイメージともにマイナスなものになってしまったのだ。しかし、2014年に新オーナーの手により復活を遂げる。そして、ついに日本にも上陸を果たした。
現代に甦(よみがえ)った「ル ガリオン」は、独自のスタイルとエレガンスは残したまま、新しいカタチに昇華。美しいボトルと洗練された伝説の香りを堪能できるのは日本では、阪急うめだ本店のみ。希少性高いラグジュアリーなフレグランスメゾンの復活を自身の目で鼻で、感じてほしい。
<問い合わせ>
インターモート川辺 フレグランス本部 0120-000-599
http://www.kawabe.co.jp/fragrance.html