旅と暮らし
牡牛座、スピード時代をどう生きる?
財力開運アカデミー2018<上半期>
2018.01.01
社会、経済、暮らし。そして概念や常識。すべてがここまで目まぐるしく変わる時代はかつてあっただろうか。スピード時代に突入したことを誰もが実感しているいま、古来、権力者と深い縁を紡いできた“運”に目を向けるのはどうだろう。政治思想家のマキャベリも『君主論』でこう述べている。「実力だけでなく、“運”をつかむことが必要だ」。多忙なビジネスマンに向けた、明日から使える財力開運アドバイス。賢く利用しない手はない。タロット&西洋占星術研究家 Holyが解説する。
牡牛座/4月20日~5月20日
<特性>仕事を通じて美学を磨く
ビジネスにおける理想の世界がしっかり明確に存在するのが牡牛座。仕事を通じてセンスを磨き、美学を追求するという意識があり、その探究心も旺盛。ファッションセンスも抜群で、独自のスーツスタイルを実践している紳士が多い。仕事に打ち込む一方で、自分の世界に入り込み、切り替えべたになるところも。仕事運を上げるために意識しておきたいのは、時にこだわりを捨て、自分とは違う視点や価値観を軽やかに採り入れる心意気。もともと五感が鋭く、価値あるものだけをピックアップする能力が高いので、情報過多の時代でも流されることがないのは強み。仕事がうまく回らないときは、やはり自分のスタイルに固執している証拠。タイプの違う切れ者が繰り出す、トリッキーなビジネスアプローチを盗み見することも、運気を変える術のひとつとして心得ておきたい。
<2018年の運勢>古い殻を自ら脱ぐ
「自分で自分を壊す」。これが2018年のキーワード。過去2年かけて行ってきたビジネス面での断捨離が効果を見せはじめ、新しいキャリアの波が訪れようとしている。ただ最後に必要なのが、自力で殻を破り、より上を目指す覚悟を決めること。そのためには移動を繰り返し、出張先や旅先から、いまいる場所を見つめ直す必要が。そのとき感じた違和感が、殻を破る原動力になる可能性がある。一方で、人間関係に恵まれるのも2018年の特徴。突然の出会いがあれば、予期せぬ契約解消もあり、慣れ親しんだ環境を好む牡牛座にとっては、ストレスに感じることも。ここで発揮したいのが、12星座一鋭い嗅覚と直感力。おいしい店にピンと来るのと同じ感覚で、フィットする人物を探し出せばいい。2月はキャリア面でいいニュースがもたらされる暗示。ただ焦らずとも5月以降11月まで運気に恵まれる。自分で殻を破ったならば、仕事運、財運の拡大は約束されていると言っていい。
<上半期の流れ>
1月:引き続き、順調に断捨離が進む
2月:上昇志向の欲が強まる
3月:過去を振り返る出来事が起こる
4月:友人から力を受け取る
5月:オン・オフともにオファーが増える
6月:まいた種が芽を出しはじめる
牡牛座を鼓舞する強運キーワードは、
「優雅に戦う男に女神はほほ笑む」
プロフィル
Holy/タロット&西洋占星術研究家
幼少から天体物理学、量子力学、ギリシャ神話、西洋占星術、タロットリーディングに興味を持ち、独自の研究を重ねる。アイルランド本校の魔女学校にてその才能を爆発的に開花。趣味は人の話を聞くこと。
オフィシャルサイト https://holyacademy.amebaownd.com
インスタグラム(不定期発信中)@holyacademy
Illustration:Kenji Asazuma