紳士の雑学

夏までに理想のカラダを手に入れる 第7回
頭と体をリンクさせることで、動ける体になる!

2019.07.16

夏までに理想のカラダを手に入れる 第7回<br>頭と体をリンクさせることで、動ける体になる!

これまで、理想のカラダを手に入れるために努力を重ねてきた藤森氏。スーツが似合う胸筋や広背筋、大臀筋を手に入れつつ、脂肪をしっかりと燃焼させるトレーニングにいそしみ、最近は食事にも気をつけるようになった。

しかしここで、藤森氏の体に見た目だけではない変化が……。それは、先日のアメリカ取材でアクティビティの体当たり体験で感じたという。いわく「なんだか、体が軽くなった感じがして、動きやすかった」とのこと。

これって体重が軽くなったからなのか?

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子どもの運動会に参加して転んじゃうのは
「頭の中の動き」と「実際の動き」が解離しているから

「体重ではなく、動ける体になってきたのだと思いますよ」と褒めてくれたのは、この企画でお世話になっているワークアウトスタジオ『GRIT NATION(グリット ネーション)』の代表、林 周一郎氏。そもそも、『GRIT NATION』は、人間本来の身体機能を取り戻すことをテーマに、筋肉ではなく動作を鍛えるメソッドをグループクラスで提供している。

例えば、第3回で紹介した「RESET」は、普段動いていない筋肉や関節、神経を動かし、現代生活で失われた身体機能を回復させるもの。こういったトレーニングと筋トレの効果が相まって、動ける体になってきたのだという。なかでも、藤森氏の体を動けるようにしたトレーニングが、「LINK」だ。これまで記事にはしていなかったが、藤森氏はすでに何度か体験している。

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「GRIT NATION」代表の林 周一郎氏

「日常生活で鍛えることのできない反応力や瞬発力の向上を目指す、全身を使ったダイナミックトレーニング」と林氏。肝は「頭の中の動き」と「実際の動き」をリンクさせることだ。林氏によると、子どもの運動会に参加して転ぶ親は、そこに解離があるからだという。

「解離する理由のひとつは、筋肉量が落ちており、頭の中の動きを体が再現できないから。これは、筋トレでしっかりと筋肉をつける必要があります。しかし、筋肉があるからといって、すぐに動けるようになるわけではありません。脳からの指令を体に伝える必要がなります。それを鍛えるのが、LINKトレーニングです」

藤森氏は、すでに定期的な筋トレと「LINK」や「RESET」といったトレーニングを実施している。しかし、それ以前は、「階段を二段跳びで上がろうと思ったら、思った以上にジャンプできなくて足がもつれそうになったことがあります」と自らの体験を吐露。「最近は頭のなかで描いた動きに体がついてくる感じがするんですよ」と続けた。この感覚こそ、冒頭の「なんだか体が軽くなった感じがして、動きやすかった」につながったのだ。

運動をしないと反射能力は衰える

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LADDER(梯子)を使用したトレーニング。テンポよく枠内でステップを刻み、前進していく。

「LINK」では、運動強度が高いトレーニングは行わず、反射能力を鍛えるような動きで構成される。例えば、LADDER(梯子)を利用して縦横に動いたり、音に反応した瞬間に動き始めたり。サッカー選手のトレーニングなどで見たことがあるかもしれない。ほかにも、ミラーリングと呼ばれる相手の動作を真似するといったユニークなトレーニングもある。

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    「ミラーリング」。本来はペアを組んだ相手と向かい合わせとなり、相手の動作を見て、同じように動く。
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    今回はトレーナーが指示した方向に合わせて「飛ぶ」「しゃがむ」「体を向ける」を繰り返し行う。

「反射能力は、運動をしなかっただけでも衰えます」と林氏。できれば、日常から頭と体の動きのリンクは意識しておいた方がいいという。

「難しいことではありません。例えば、階段を昇り降りするときも、漫然とではなく意識して足を動かす。少し素早く昇降してもいいでしょう。頭と体がリンクすると、足がもつれて転ぶことも少なくなって、ケガもしにくくなります」

藤森氏は35歳、トレーニングを始める前は、「自分はまだまだ動ける」と思っていたという。しかし、実際は駅の階段でも足がもつれる始末。もし、なにかの機会でスポーツやレクリエーションに参加していたら、頭で思い浮かべる動きに体がついていかず、ケガをしていたかもしれない。普段、運動をしない世の中の同世代諸兄の多くも、他人事ではないはずだ。

体を動かす楽しさに目覚めた藤森氏。実は、密かに初挑戦を狙っているスポーツがあった。それが「ゴルフ」。次回は、ゴルフにも利く体の使い方を学ぶことに。夏服が似合う体を手に入れるだけでなく、夏が似合う爽やかなスポーツマンになれるかも?

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Text:Tukasa Sasabayashi
Photograph:Naoko Katayama、Kosuke Koyama

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