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腕時計

PROSPEX ~挑戦する男の物語~
田中 潔さんの場合

2020.12.22

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「自己表現はどんな場所でも実現できる」

一切の妥協を許さない時計づくりで世界から注目を浴びるセイコー プロスペックス。なかでもダイバーズウオッチはブランドのオリジンであり、プロスペックスのブランドフィロソフィーとする“Keep Going Foward(常なる前進)”の精神を体現する象徴的なアイテムだ。初代の1965年モデルに始まる不屈の開発者魂は受け継がれ、昨今のモデルは著名スイスブランドにも比肩する高機能ダイバーズウオッチへと成長している。そんなプロスペックスが昨今支持を伸ばしているのは、進化を止めない飽くなきチャレンジスピリットに、多くの人が共感しているからだ。

栃木県にて農業を営む田中 潔さんも“Keep Going Foward”を地で行く情熱あふれる人物。そもそも田中さんは東京を拠点にカメラマンとして活躍していたプロフェッショナルだ。しかし、あるときオリジナリティーを追求する日々のなか、表現者として大きな迷いが生じたという。

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「どういう写真で勝負すべきか、漠然と行き詰まりを感じていました。そこで自分自身のルーツを見直すべく、実家の農作業風景を撮ろうと、いま一度振り返ったんです。栃木に戻って父親と話していくうちに、実は我々(田中家)は約400年続く農家の家系であり、16代目の父親は自分の代で田んぼを手放す覚悟を決めていることなどを知りました。それからいろいろと悩んだ末、まずは東京から通いながら米作りを手伝うことに。当初は週1ペースで作業を開始しましたが、徐々に米作りのすべてを担うようになり、モノづくりの楽しさを改めて実感。そうしていくなかで、何もカメラにこだわらずとも自己表現はできるんだと悟ることができました」

栃木県の栃木市新波(にっぱ)地区は、昔からおいしいお米が採れる知る人ぞ知る土地。しかしその知名度は、他の米どころに比べ圧倒的に低いのが現状だ。米作りに本腰を入れて携わるようになった田中さんは、まずそのおいしさをきちんと広めようと、自身が生産するお米に“NIPPA米(にっぱまい)”と名付けプロデュースに乗り出すことを決心した。

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「近辺に3本の豊かな川が流れるこの土地は米作りに最適なエリアで、他のブランド米の生産地に負けない環境を備えています。そんな新波という土地を含めて知ってもらおうと、地名をそのままネーミングしました。個人ですべてを行うため、当初は思うように売れず苦戦することもありましたが、事あるごとにNIPPA米の名前を打ち出すことで、徐々に認知度を上げていくことができたんだと思います。誰に会うにしても、新波やNIPPA米を猛プッシュしていたので、僕のことを“新波さん”だと思っている人もいるくらい」

そうした努力が実を結び、新聞やメディアに取り上げられるようになったNIPPA米。しかしそれだけで満足するような田中さんではなかった。さらに新たな取り組みとして、日本酒造りを開始したのである。

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100%栃木産にこだわった日本酒は、栃木のお米や水であることはもちろん、酒造会社も栃木の企業に依頼したという

「生産調整が解除され、食用米だけの生産では頭打ちになる状況がやってきました。そこで次なる方策として、酒米を作りはじめたんです。ただし酒米は生産したからといって、酒造会社がそのまま買ってくれるものではなく、生産の前に事前契約を交わす必要があります。しかし、酒米作りの経験がない僕と契約してくれる会社など、当然見つかりません。ですのでお米を納入し完成したお酒は全部自分が引き取るという、OEM生産の方法を選びました」

田中さんは、日本酒造りをきっかけに酒販免許をも取得。農家がお米を作りながら日本酒を企画し、販売にまで携わる形は独自のスタイルではないかと自信をのぞかせる。

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「自己表現として取り組んでいることなので、他人任せにはしたくないんです」と語る田中さんの言葉どおり、酒瓶に貼るラベルもデザイナーに相談して独自のラベルを制作

「全国から飲んでみたいと反響をいただくことができました。そしてその影響はお米販売のほうにも波及し、相乗効果が生まれているように感じます」

田中さんには、まだまだ大きな夢がある。

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「自分のお酒を持って、いつかは海外に進出したいですね。新波は英語に訳せば“ニューウェイブ”。栃木から新しい波が起こせたら、それがいちばんうれしいですね」

明確かつ素敵な目標を胸に前に進みつづけている田中さん。現在のやり甲斐については、どのように感じているのだろうか。

「NIPPA米の名を立ち上げて今年で10年。そのほとんどの時間をお米作りに費やしてきました。生産からプロデュースまで、ほぼ一人で手掛けており、今も失敗や苦労の連続です。でも、NIPPA米や日本酒新波を試していただいた人から『美味しかった』と言っていただけると、すべての時間が報われたような気がします。そういう声が大きなモチベーションになっているのは確か。これからも喜んでいただける人のために頑張っていきたいですね」

立ち止まることなく、挑戦する時間を楽しむ田中さんが身に着けている時計は、プロスペックスの“1965 メカニカルダイバーズ現代デザイン”。タフな200m防水仕様でありながら、快適に着用できるスマートなケース厚や、約70時間のパワーリザーブが大きな特徴。

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「農作業では汚れや水をかぶることはもちろん、腕を振り回すことも多いので、時計は頑丈なほうがいい。このダイバーズは、がっしりしていながら作業を邪魔しないサイズ感が秀逸です。時刻もわかりやすく、使い勝手のいいところが気に入りました」

『プロスペックス 1965メカニカルダイバーズ現代デザイン』

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1965 メカニカルダイバーズ現代デザイン SBDC101 ¥143,000(税込)(税抜¥130,000)
※掲載商品はセイコーグローバルブランド コアショップのみのお取り扱いです
商品の詳細はこちら

セイコーダイバーズの原点となる1965年に発売された機械式のダイバーズウオッチ。そのオリジンを現代的に解釈したモデルが今年リニューアル。当時の150m防水から200m防水に進化するだけでなく、最大約70時間のパワーリザーブを備えるなど、本格ダイバーズウオッチとして優れた機能を有する。ダイバーズウオッチとして十分なスペックを有しながら、従来モデルよりもスマートな13.2mmのケース厚と40.5mm径のコンパクトなケースフォルムであることも特徴。ワイシャツなどの袖口に干渉しにくい薄い仕立ては、着用感の向上にも貢献している。

問/セイコーウオッチ株式会社 お客様相談室 0120-061-012(9:30~17:30 土日祝日を除く)

<<第一回
「挑戦の歴史。PROSPEX“Keep Going Forward”モノ語り」はこちら

<<第二回
「Keep Going Forwardは新しい着こなしにも。
いま、PROSPEXの腕時計を選ぶ理由」はこちら

<<第三回
「大谷翔平に学ぶ、挑戦することの意味。
スポーツマインドがPROSPEXに宿る」はこちら

<<第四回
さらなる進化を遂げたPROSPEX
挑戦の歴史は終わらない

Text:Tsuyoshi Hasegawa(TRS)
Photograph:Sho Ueda
Direction:Teruhiro Yamamoto(YAMAMOTO COMPANY)
Edit:Yosuke Fujimori

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