週末の過ごし方

横浜中華街『保昌』の町中華カレーにハマっチャイナ!
マッチと町中華。【第8回】

2023.11.24

横浜中華街『保昌』の町中華カレーにハマっチャイナ!<br>マッチと町中華。【第8回】
いざ、カレーを実食! 最初は裏メニューだったと聞き「その響き、大好きです」とマッチ。

本誌の名物連載として話題沸騰中の「マッチと町中華」。あの町、この町の味アリな中華店をめぐりながら、マッチがラーメンをすすり、ときにはビールを飲みながら餃子を頬張る、わんぱくな大人のための食の探訪記。前回、訪れた神保町の『北京亭』で町中華のカレーに目覚めたマッチが、そのおいしさの理由をさらに深掘りするべく横浜中華街へ。1969年創業の人気店『保昌』で、個性的な町中華カレーの魅力にどっぷりとハマっチャイナ!

  • 中華街に佇むマッチ
    活気にあふれる町にたたずむマッチはいつでも自然体。「マッチだ!」と足を止める観光客に笑顔で応える場面も。
  • いちご飴とマッチ
    いちご飴を見つけて「これ食べてみたい!」と童心モード。甘いモノもイケるくち!? 

町中華でカレーを注文するのは、果たして邪道か否か。前回、マッチが訪れた神保町『北京亭』は町中華の手本のような店でありながら、専門店にひけをとらないほどカレーがおいしいことでも有名。「家ではまねできない味。店に通いつづけるファンがいるのもうなずけます。これは町中華カレーの第2弾もやりたいね!」とノリノリなマッチと共に訪れたのが、横浜中華街の路地に店を構える『保昌』だ。

中華街を散策するマッチ
散策途中に肉の匂いに誘われて……。「中華街は本当に誘惑が多いよね(笑)。2日くらいかけて全部まわりたいくらい」

全国にある中華街のなかでも日本最大級。東アジア全体でも圧倒的な規模を誇る。現在は600以上の店が軒を連ねるが、そのなかでも独自性の強い料理を多くそろえるのが『保昌(ホショウ)』だ。それにしても、中華街を歩くマッチの“絵になる”ことといったら。「近くのお店で見つけたんだよね(笑)」と言いながらお茶目に中華帽子をかぶるマッチも、心なしかいつも以上にテンション高め!?

保昌のぎょうざ
ビールと一緒、がマッチの定番。焼き餃子(800円/5個)は餡に練り込んだオイスターソースと紹興酒が隠し味。

店に入り、案内された席に着くと「やっぱり今日もビールでしょう」とオーダー。お決まりの焼き餃子ももちろん欠かせない。メニューを見ながらマッチが見つけたのが、牛ばら肉カレーご飯。そう。これこそが本日のお目当てだ。

「昨年、“港まっち”というディナーショーで神戸、函館、長崎、横浜と4都市の港町に行かせていただいたんだけれど、すごく楽しかった。ディナーショーは2019年以来だったから3年ぶり。コロナもあってなかなか実現できなかったけれど、久しぶりにファンの方と楽しい時間を過ごすことができてうれしかった。さすがに函館にはなかったけれど、各地の中華街にも行きました(笑)。僕が横浜育ちというのもあるけれど、やっぱりここの中華街は来るたびに懐かしい気持ちになる」と話すマッチのもとにお待ちかねのビールが。

  • 保昌の餃子を食べるマッチ01
    近くの雑貨店で見つけた中華帽子をすっかり気に入った様子。似合ってる!
  • 保昌の餃子を食べるマッチ02
    餃子のタレをつくって「いただきます!」。豚ひき肉にキャベツとニラ、玉ネギにキクラゲまで包み込んだ餃子の味に悶絶。

「ディナーショーのときは船の汽笛を鳴らして、そこで僕が登場してお客さんのテーブルを回りながらシャンパンを注ぐという演出をしたんです。シャンパンも最高だけれど、やっぱり町中華にはビールだよね(笑)」とマッチ。運ばれてきた焼き餃子を頬張りながら「キャベツとニラ、あとキクラゲも入っていて食感のよさが際立ってる!」と目を丸くする。

保昌のエビマヨ
海老のマヨネーズ和え(1,800円)。『保昌』でも人気のひと皿。コアントローを加えて酸味と甘みのバランスを調整。

餃子とビールを楽しんでいると、マッチがリクエストした海老のマヨネーズ和えが。「海老チリと海老マヨがあるとどっちにしようって悩むんだけれど、今日の気分はこっちかな」とうれしそうに箸でつまみ、まずひと口。「衣がサクッとしていてなかの海老はプリプリ。深いコクがあって、紹興酒が飲みたくなっちゃうね(笑)」と、今日もマッチの食欲アクセルは全開だ。

保昌の店主と話すマッチ
オーナーシェフの鄭 偉強さん。同い年と聞いてマッチもうれしそう。

ここで本日の主役、牛バラ肉カレーご飯をオーナーシェフの鄭 偉強さん自らが運んでくれた。「最初は裏メニューとして常連さんに出していた」という話を聞きながら「町中華はお店とお客さんの距離が近いのがいいですよね。そうやって生まれたお店の看板メニューは絶対においしいから」とマッチも期待に胸を膨らませる。ビールグラスを持つ姿もさすが堂に入ったものだが、スプーンでカレーをすくう姿も似合うマッチ。さてさて、肝心のお味は?

保昌のカレーを食べるマッチ
ひと口食べて「おいしい!」とこの表情。具は玉ネギと牛バラ肉というシンプルさ。鶏ガラスープに6~7時間かけて煮込んだ牛バラ肉を合わせることでうま味倍増!

「もともとは賄いだったこのカレーをメニュー化してほしいと言ってくれた常連さんに感謝のひと言ですね。すごくリッチなコクがあって、町中華のカレーという域を軽く超えている気がします。奥行きのある味はスープだけじゃないな。なにか特別な調味料は入れていますか?」と尋ねる、カレー探偵マッチ。

保昌のカレー
これが『保昌』名物、牛バラ肉のカレーご飯(1100円)。「高級感のある味わいで時間と手間を惜しまずに作られているのが伝わってきます」とマッチ。

「特別、というほどではないですが、牛バラ肉を7時間ほど煮込むときに紹興酒や八角なども入れています。お客さんがおいしいねと喜んでくれるのがうれしくて、自分でも意識していないうちに、どんどんボリュームが増えちゃって」と鄭さんも笑う。

前回、訪れた『北京亭』同様に、やっぱり“町中華のカレー”は常連さんのリクエストで定番化することが多いのだろうか?

「それもありますが、うちの場合は場所柄もあります。これだけ多くの中華料理店が密集しているので、なにかはっきりとした個性がないと。いまは昔に比べて食べ放題の店も増えたし、カレーもうちの店の名物のひとつと思って通っていただけるお客さんが多いのは本当にありがたいことです」

群雄割拠の時代を生き抜くには、ますお客さんに喜んでもらわなくては、という鄭 さんの言葉に深くうなずくマッチ。「町中華という枠にとらわれず、チャレンジを重ねた先に生まれるオリジナルの味があるということをあらためて知った気がします。守りに入らず、常に攻めの姿勢でいたいというのは僕も同じ気持ち。町中華に教わることは本当に多いです」と店主に感謝の気持ちを述べる。店を出て散策がてらロケバスに向かう途中、長年のファンだという女性がマッチに駆け寄る。「ありがとうございます」と言いながら握手に応えるマッチはこの日、一番しあわせそうな笑顔を見せた。

マッチと保昌のスタッフ記念撮影
最後はお店の2代目、スタッフも交えて記念撮影。「絶対にまた来たい横浜の中華街リストに入れさせていただきます!」

保昌(ホショウ)
神奈川県横浜市中区山下町138
TEL/045-681-4437
11:00~15:0016:3022:00(土・日は通しで営業)
不定休 100

近藤真彦(こんどう・まさひこ)
1964年生まれ。歌手、俳優、レーサー、レーシングチーム監督、実業家。1979年テレビドラマ『3年B組金八先生』でデビュー。1980年以降はソロ歌手として、『スニーカーぶる~す』『ギンギラギンにさりげなく』『ハイティーン・ブギ』『ケジメなさい』『愚か者』などなど、ヒット曲を多数発表。現在もコンサートやディナーショーで多くの観客を魅了し、そのスター性は健在。

☆マッチさんのコンサート情報などはコチラ!

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NEWS!
<マッチと町中華。>ステッカーが完成!

ステッカー

マッチさんが訪れた店舗には、ご本人からオリジナルステッカーをお配りすることになりました。記事掲載された店舗に足をお運びの際は、このステッカーを探してみてください!

Photograph: Akira Maeda(MAETTICO)
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: GONTA(weather)
Text: Keiko Kodera

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