週末の過ごし方

大人の遠足で、いざ藤沢『千里飯店』へ!
マッチ大好物のサンマーメンと“ご対メン”
マッチと町中華。【第33回】

2026.04.10

大人の遠足で、いざ藤沢『千里飯店』へ!<br>マッチ大好物のサンマーメンと“ご対メン” <br>マッチと町中華。【第33回】
今日のメインを目の前にマッチもがぜん、本気モード。「気を抜くと口の中がやられるくらい熱いから。ひと口目の緊張感が最高なんだよね!」

どんなときでもギンギラギンに人生を謳歌(おうか)するマッチがあの町、この町の味アリな中華料理店をめぐりながら、ラーメンをすすり、ときにはビールを飲みながら餃子を頰張る、わんぱくな大人のための食の探訪記。前回に続き“大人の遠足”でマッチが訪れたのは、昭和36年に鎌倉に創業し、現在は藤沢駅近くに本店を構える『千里飯店』。一日1000個が売れるレジェンド餃子のほかにマッチのお目当ては、子どもの頃からの大好物という横浜発祥のサンマーメン。久しぶりの“ご対メン”にテンションも最高潮。思い出話にも花が咲いて……。

前回の“大人の遠足”では、小田急線の湘南台にある「三番」を訪れたマッチ。女性店主や常連客とのつかの間のコミュニケーションを楽しみ、次なる目的地の藤沢へ。移動の途中も「確かこのあたりに女子高があって、昔は同級生のあいだで話題の的だった。思春期の男子からしてみれば憧れだよね。僕は興味ない素振りをしていましたけれど(笑)。何十年も前のことだけれど、いろいろな思い出が鮮明によみがえってくるね」と楽しそうに話すマッチ。

数年前にドライブがてら、昔暮らした町に立ち寄ったときは神社や地元では桜の名所として知られる引地川をめぐったそうで「子どもの頃に過ごした場所って、何十年たってもやっぱり特別。通学路にあった餃子のお店は見つけられなかったけれど、僕はこの(町中華)連載でいつかあの味と再会できるんじゃないかと期待しているんだよね」と笑う。そんな話をしているうちに、藤沢駅にほど近い雑居ビルに店を構える「千里飯店」に到着。

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マッチが愛用する「近藤眼鏡店」のメガネ。「メニュー見るときは欠かせない。じっくり観察したいからね(笑)」

地元では知らない人はいないと言われるほどの人気店。昭和36年に鎌倉に創業した店の名物は、一日1000個も売れることがあるという自家製餃子だ。

「もちろん餃子はいただくとして、神奈川といえばやっぱりサンマーメンでしょう」とマッチ。じつはフルマラソン出場に向けて、しばらく食事量を調整していたそうでこの日は久しぶりの“ご対メン”。

「このところ全然走っていなかったし、もうフルを走ることはないかもしれないと思っていたのだけれど、やると決めた以上はやり切るのが僕なので(笑)。無事に完走することができてほっとしたし、なによりもすごく楽しかった!」と話しながら、ご褒美サンマーメンをオーダー。読者にはおなじみだが、マッチのサンマーメン愛は家族との思い出と共にある。

「おばあちゃんが横浜に住んでいたので、よく出前してもらっていたんです。初めてサンマーメンを食べたのは小学校低学年の頃だったかな。出前で頼むと丼にピチッとラップが貼られていて、それをそーっとはがすんです。スープがとにかく熱々で、真夏に食べるとものすごい汗をかく。冬に食べると体の内側からじんわりと温まる。家族みんなで熱い、でもうまいと言いながら麺をすするのがしあわせな記憶として残っています」と話しながら、おいしそうにハイボールを飲むマッチ。

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うす皮餃子(5個)550円。これがウワサの一日1000個売れる餃子。餡の隠し味に味噌を使用しているため、どこか懐かしい味わい。
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“手づかみ餃子”は本連載ではおなじみ! 「子どもの頃に食べていた通学路の餃子にちょっと似ているかも!」

自慢の餃子が運ばれてくると「待っていました!」と背を正す。

いつもどおり、一個めはなにもつけずに手づかみで。「薄めの皮がパリッとしていて、餡のうま味がしっかり。なんとなく、通学路にあった餃子の味に似ているような……」と言いながらひと皿をぺろりと完食。

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よだれ鶏(990円)。豆板醤と一味唐辛子、山椒でお酒に合う風味に。最初に頼む常連客も多いそう
  • 06_マッチ
    「これはぜひ、もやしと一緒に食べてほしい。お酒にも合うけれど、白いごはんが欲しくなる味!」
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    よだれ鶏を味わいながら餃子が焼けるのをいまかいまかと首を長くしてマッチわびる。「カウンターは調理風景が見えるのもいいんだよね」

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レバニラ炒め(1100円)。新鮮なレバーを厚めにカット。「ぷりぷりでクセがないからレバー苦手な人にもおすすめ!」
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「もやしにほどよく油がコーティングされてシャキシャキなのがいいよね。豪快に頬張るとよりおいしく感じる! 気取りのなさこそ町中華の醍醐味(だいごみ)だから」

ハイボールのお供にと頼んだよだれ鶏とレバニラ炒めも気に入ったようで「平日は深夜2時までこれが食べられるなんて最高。酒場使いもできるから、つい長居しちゃう人もいると思う」と食欲エンジンが全開に。

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自家製麺を使用したサンマーメン990円。マッチが愛してやまない“ソウルフード”。「横浜育ちとしては切っても切り離せないよね。暑くても寒くても家族と食べていたのを思い出す」

タイミングを見計らったように運ばれてきたサンマーメンに「本日のメインが来ましたよ!」とテンションも最高潮。

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ずずっと一気にすすって「熱い! でも、ウマい!」とのけぞるマッチ。やけどにはくれぐれもご注意を。
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「もやしの量が多いのが好み。大好きなきくらげが載っているのもうれしいよね」と言いながら、熱さに悶絶。最後はスープを一滴も残さず、無事完食!

まずは丼いっぱいに張られたスープをひと口。「あっっつ!!」とのけぞりながらも「サンマーメンはやっぱりこのくらい熱々じゃなくちゃね」と果敢に麺をすする。鶏ガラを3時間かけて炊いたスープは「優しいけれど、うま味の骨格がしっかりしていて子どもの頃に食べていた味を思い出します」と久しぶりの“ご対メン”に心癒やされた様子。「最近、鎌倉でごはんを食べることが多いんだけれど、アジサイの時期になったら町中華を食べに行くのもいいね」

それはぜひ実現いたしましょう! 読者のみなさま、もし、鎌倉方面でマッチにおすすめの店がありましたら、どしどし情報をお待ちしております!

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藤沢の店を盛り立てるスタッフと一緒に。「大好きなサンマーメンで大人の遠足を締めくくることができて幸せです!」

千里飯店
住所/神奈川県藤沢市南藤沢3-3
電話/0466-22-0766
営業/11:0015:3017:3026:00
(日・月・祝は11:0021:00
無休

近藤真彦(こんどう・まさひこ)
1964年生まれ。歌手、俳優、レーシングチームオーナー兼監督、実業家。1979年テレビドラマ『3年B組金八先生』でデビュー。1980年以降はソロ歌手として、『スニーカーぶる~す』『ギンギラギンにさりげなく』『ハイティーン・ブギ』『ケジメなさい』『愚か者』などなど、ヒット曲を多数発表。現在もコンサートやディナーショーで多くの観客を魅了し、そのスター性は健在。

☆マッチさんのコンサート情報などはコチラ!

<<撮影後にマッチさんとおしゃべりしました!

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NEWS!
『近藤真彦 マッチと町中華。』絶賛発売中!!

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近藤真彦(マッチ)が熱々の餃子を頬張り、豪快に麺をすする…。アエラスタイルマガジンで連載中の、ワンパクな大人たちのための食の探訪記。大好評のその内容に、取材時のアザーカット他を盛り込んで一冊のムックに。日本武道館での還暦バースデーコンサート直後に行ったロングインタビューや、ワクワクが止まらないスペシャルな「読者プレゼント(抽選)」にもご期待ください!

タイトル:『AERA STYLE MAGAZINE presents 近藤真彦 マッチと町中華。』
仕様:B5判、100P、オールカラー 発売日:2024年11月25日(月) 定価:1650円[税込]

NEWS!
<マッチと町中華。>ステッカーが完成!

ステッカー

マッチさんが訪れた店舗には、ご本人からオリジナルステッカーをお配りすることになりました。記事掲載された店舗に足をお運びの際は、このステッカーを探してみてください!

Photograph: Akira Maeda(MAETTICO)
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: GONTA(weather)
Text: Keiko Kodera

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